サイトのスピードアップに!CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)とは

2019年7月26日

サーバに詳しい方なら、ご存知でしょうが、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)というサービスがあります。

これは、サイトのスピードアップに役立つサービスなんですが、普段、あまり、サーバなどのインフラにかかわりがない場合、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)自体を知らないケースも多いと思います。

便利なサービスなんですが、意外と、認知度の低い、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)。

今さら聞けないCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)について、ご紹介していきます!

CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)とは

webでいろいろな情報(コンテンツ)を配信する際に、最適化したネットワークのことです。

といってもわかりにくいので、具体的にいうと

  • ホームページ上の画像、CSSなどの静的コンテンツを、ホームページにあるサーバとは別のサーバでキャッシュ
  • 上記の別サーバーが、静的コンテンツを代わりに配信

そして、この別サーバのことを、CDNサーバ といっています!

というような仕組みです。

ちなみに、物理的にも近いサーバで配信する意味合いも含まれます。

これによってネットワークやサーバの負荷が分散され、Webサイトの表示速度の向上にもなる仕組みになります。

CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の利用シーン

CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)は、どんなときに活用できるサービスなのでしょうか?

具体的に書いていくと、

  • キャンペーンでアクセス集中してサーバーがダウン
  • ヤフーニュースに掲載されてアクセス集中してサーバが落ちた
  • web広告を大量に流した結果、サーバが落ちた
  • ホームページの表示速度が遅い
  • いわゆる、アタックの的になっている
  • サーバのスペックが弱い
  • サーバの引越しをするコストがない

こんなときに、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)は活躍します。

CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の効果

上記に書いたこととかぶりますが、基本的には、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)を入れると、ホームページが速くなります。

というところで、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の効果、メリットを書いていくと、

  • ホームページが速くなる
  • webサーバの負荷が軽減される
  • 同時接続数の上限をあげることができる
  • サーバのスペックを落として、コストの削減

というところがメリット、効果になります。

CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の効果事例としては、こんな内容が書かれています!

◆ウェブアクセラレータON時
平均CPU負荷 : 21%
平均送信帯域 : 7.8Mbps
◆ウェブアクセラレータOFF時
平均CPU負荷 : 46%
平均送信帯域 : 48Mbps
出典:さくらのナレッジ
https://knowledge.sakura.ad.jp/7085/

ほかにも、あのピーチジョンのサイトでも導入事例がありました!

オリジンサーバの負荷を約10%削減
eGift、動画の活用などの新規展開

出典:ITMEDIA エンタープライズ
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1502/23/news086_2.html

そもそも、ホームページの表示が遅くなる理由

いろいろな環境的な問題もありますが、ホームページの表示が遅くなる理由は大きなところで、5つの理由があると思っています。CDNによって、いくつかは解消できるんですけどね。実際のところは。

プログラムが重い、悪い

これは、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)で解消する問題ではありません。根本的な問題で、プログラムの改修が必要なケースです。

無駄なリダイレクトや、DBの呼び込み、DBのチューニングがされていない。

あげれば、限がないですね。この問題は。そして、意外とよくある課題です。

アクセスの集中や混雑

一度に多くのユーザがアクセスして、サーバやネットワークに負荷がかかると、ホームページの表示は遅くなります。

混んでいるお店屋さんの入り口が渋滞するのと同じです。

サーバとブラウザとの物理的な距離

これもわかりやすい話ですが、コンテンツのおいてあるサーバが北海道で、仮にスマホでイタリアからアクセスすると、当然のように表示に時間はかかります。

物理的に距離が離れていると、物理的に、データ転送量が変わり、少なくなります。その結果、ホームページの表示速度は低下します。

サーバのスペック不足

これも当たり前の話ですが、そもそものサーバのパワーが低いと、ホームページの表示速度は遅くなります。

安いパソコンで、計算をたくさんにすると、パソコンが重くなるのと同じ話ですね。

コンテンツの容量が重い

そして、これもわかりやすい話ですが、そもそも表示するコンテンツの容量が重いと、それだけホームページの表示速度は重くなります。

テキストの表示と、動画の表示で違いがあるのは、こういう理由です。

では、どんなCDNがあるのでしょうか。

CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の種類

いろいろな会社が提供しているCDNサービス。いくつかご紹介します!

Akamai(アカマイ)

世界最大手で、世界中にCDNサーバがあります。

グローバル展開している企業の場合、ここのCDNを使用していたりします。

アマゾンのCDNサービス Cloud Front(クラウドフロント)

クラウドフロントは、AWSのサービスです。

従量課金制です。

データ転送量とHTTPリクエスト回数による課金制

ワードプレスなどでも簡単に導入ができます!

料金も安いのが特長で、月額 約20.9 円~/GB という低価格。

仮に、1ページ100KBで、1万人アクセスすると、1GB。

これで20円です。安いと思いませんか?

ある程度の企業のホームページで、月間100GB~300GBなので、2万~6万円程度で、速いホームページになれたりするわけです。

無料 CDNのCloud Flare(クラウド・フレア)

無料で、CDNが利用できるサービスです。もちろん、個人のホームページレベルでしか、無料利用はできませんが、お試しはできると思います。

Cloud Flare(クラウド・フレア)
https://www.cloudflare.com/

英語なので、いろいろとわからないとつらいですが。。。

無料のCDN、Cloud Flare(クラウド・フレア)を導入してみた

このnetNewsにて、Cloud Flare(クラウド・フレア)を導入してみました。

最初、Cloud Flare(クラウド・フレア)の登録をして、ネームサーバでの設定をして、というかんじでやってみたところ、だいたい、30分くらいで、設定は完了。

実際この使っているサーバの環境のせいで遅いときは4秒くらい表示にかかっていたのが、なんと2秒くらいに圧縮できました。スピードアップ達成です。

これ、ほかのXサーバなどで実施したら、もっと速くなるでしょうね!

ワードプレスの管理画面に入れなくなるのは?とか思ったりもしたのですが、そういうこともなく、かれこれ1ヶ月くらい経過していますが、非常に快適になっていると感じます。

これで無料なのだから、とってもいいですね!

まとめ:CDNって何?って聞かれたら・・・

CDNて、何?何に使えるの?と聞かれたら、こう答えましょう。

  • コンテンツをキャッシュして、ホームページなどの表示を速くしてくれるサービス
  • 最近では、無料のクラウドフレアみたいなCDNサービスもある
  • AWSのクラウドフロントなども有名
  • ワードプレスなどのCMSでも導入が可能

webサイトの表示速度改善によって、ECサイトなどは、売上がぜんぜん変わってくるケースもあります。

サーバの引越しだけではなく、
ぜひ1度CDNサービスの導入も考えてみてくださいね。

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