Google しごと検索 応募数 増やす方法:採用ホームページ改善

異常なまでに売り手市場になっている日本の労働市場。特に都市部においては、有効求人倍率が異様な高さです。バブル期を越えているんです。

リーマンショック後の2009年に有効求人倍率は大幅に下がりましたが、以降は右肩上がりに。2014年からは有効求人倍率が「1」を上回っています。つまり、求職者数よりも求人数が多いということです。2017年、2018年はバブル期のピークだった「1.46」倍をも上回っています。

引用 マイナビ転職
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/caripedia/77

こんな状況だからこそ、採用活動に力を入れている人事担当者も多いと思いますが、なかなかよい応募がないですよね。採用は非常に大変だと思います。

そこで、この2019年1月に登場したGoogleしごと検索(Google for Jobs)を有効活用してみませんか?Googleしごと検索(Google for Jobs)は、なんといっても、Googleのお仕事検索サービス。

登録もそうですが、検索の利用も無料でできるサービスですので、良い応募が出てくるかもしれません。コストもかからないからいいですよね!

応募数が増えてくれば、リクルートなど、採用媒体への広告費も削減できますからね。

Googleしごと検索について

Googleしごと検索は、Googleが2019年1月から日本ではリリースしたサービス、機能です。Googleの検索結果に求人情報が表示され、応募ができるようになっています。

実際に、「渋谷 バイト」というキーワードでGoogleで検索をしてみるとわかります。ちなみに、バイトルや、マイナビバイトなどで掲載されている情報が出てくると思います。これには理由がありますが、後ほど、ご説明しますね!

Googleの検索結果に求人情報が表示されるので、応募がされやすくなるというわけです。
このGoogleしごと検索の掲載枠は、現在は、検索結果で表示される求人情報が上位3つまでとなっています。お金を払えば、上位に出てくるサービスではありません。

では、なぜ、バイトルや、マイナビバイトのような求人媒体が出てくるのか。これは、単純な話ですが、企業の求人ページ、採用サイトが、Googleの求める表示方法にあった作り方をしていないからです。

むしろ、大手の求人メディアは、いち早く、この形式に対応したこと、そして、そもそも、検索キーワードと関連性の高い求人情報を多く持っていることが1つの原因です。そして、当たり前の話ですが、求人メディアが、上位に出てくることをGoogleはOKしています。ガイドラインにも記載があります。

ちなみに、Googleしごと検索は、バイトだけではなく、当然、転職情報、正社員募集などの情報も掲載されています。
「正社員 広告代理店 求人」のようなキーワードで、Googleにて検索をしてみてください。正社員の求人情報も出てきます。

Googleしごと検索で求人情報を掲載する方法

Googleしごと検索で、自社の求人情報を掲載する方法ですが、3つありますが、個人的には、最初に紹介する方法が良いかとは思っています。理由は、コストの面です。1番安く済む、低コストで進められるからです。

Googleしごと検索に対応した求人サイトに掲載

Googleしごと検索に対応した求人サイトに掲載することで、結果的に、Googleしごと検索へ求人情報を掲載できます。

結局、求人媒体へ掲載するんじゃないか?高いお金がかかるよね、広告費用で。とお思いかもしれませんが。

実は、求人媒体といってもピンきりです。無料で採用サイトを作れるエン・ジャパンのenngageというツールに、求人情報を載せるなどでも掲載ができます。

エン・ジャパンのengage
https://en-gage.net/

掲載は無料です。初期費用・維持費用・採用課金も一切0円。

Indeedなどにも対応していますし、オススメです。

もちろん、前述のバイトルなど求人メディアに広告掲載するのも1つの方法です。

自社の採用サイトでGoogleの構造化データに適したページを作る

コストをかけても大量の求人情報を管理する必要があるから、自社の採用サイトの情報をGoogleしごと検索に対応させたい!

そんな要望にも、もちろん、Googleさんはこたえてくれます。

ただし、Googleが指定する構造化データの形式で、採用サイトを作る必要はあります。

Googleしごと検索の構造化データは、求人に関する情報をschema.org、そして、JSON-LDという方法で記述します。

難しい、専門の会社にお願いしたい!ということであれば、web制作会社に依頼をしていくのがよいと思います。

たとえば、web制作、システム開発ををされているクロトさんとかですね。
https://www.clo-tho.com/

Googleしごと検索で上位表示させる方法

バイトルなどの求人メディアが大量の情報を掲載していますので、当然Googleしごと検索での自社の求人情報の上位表示は、難易度が高いです。

そこで、少しでも、Googleしごと検索で上位表示させるために、がんばってほしいことは、「タイトル」のコピーをしっかりと考える、作成することです。

求人のタイトルには「インターネット広告 営業」というかんじで、仕事の中身をしっかり記載をしないといけません。

では、具体的には、どう記載をするのが良いのでしょうか?

それは、こんなかんじです

  • 【エリア名】インターネット広告代理店でのインターネット広告運用スタッフ
  • 【品川】インターネット広告代理店でのリスティング広告運用スタッフ

というようなかんじで、具体的に地域名や、やることを明確に記載をすることです。具体化をなるべくしていくのがいいです。

ほかにも、

服装自由!渋谷の大手インターネット広告代理店でアパレルwebデザイナー募集

とかもいいかんじです。

現状だと、タイトルのキーワードが多いほうが上位表示されやすくなる、検索結果で表示されやすくなるようなので、そこを活用してみてください。

Googleしごと検索 コンテンツガイドライン
https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting?hl=ja#content-guidelines

とはいっても、Googleしごと検索のコンテンツガイドラインには違反をしたら、掲載はされませんので、しっかりと注意書きは読んでおいてくださいね!!

こちらは、Googleしごと検索ではなく、indeed(インディード)と、自社webサイトとの自動連携方法をまとめています。

自社採用サイトとインディード連携の方法