【Cookiebot】GDPR対策 CCPA対策!クッキー 同意 を Google Tag Manager で 無料 導入

webサービスでも、プライバシー配慮が必須となり、個人情報保護法対策、GDPR 対策、CCPA 対策 LGPD 対策 が 重要な実施事項となってきています。

しかし、GDPR 対策、CCPA 対策、LGPD 対策、いずれにしても、法令が変わり続けている中で、まずは、何から、どうすればいいの?ということが課題になっているケースも多いと思います。

実際、ページ数が数百、数千単位であるwebサイトの場合、全ページに、クッキー 同意 の仕組みを入れていくなどの改良を行っていくのは、大変な作業になってきますし、コストもかかります。Google Analytics、Google 広告、インスタグラム・Facebook 広告のタグ、ポップアップ系サービスのタグなど、クッキー 同意 されなかったときに、タグの発火を止めないといけないので、その仕様を、スクラッチ開発するのも大変です。

そんなお悩みのソリューションです!この記事では、クッキー 同意 のポップアップ&クッキー 同意しなかった際に、広告やアクセス解析のタグの発火を止められるツールであるCookiebotについて、ご紹介します。すでに、Cookiebotは、クッキー 同意 システムとして、世界で導入されているツールなので、Googleタグマネージャーで導入が可能です。しかも、無料から使えます。クッキー 同意 サービス、Cookiebotとは?Cookiebotの料金、実装方法などをご紹介していきます!!

Cookiebotとは

Cookiebot 英語版 公式 ホームページ
https://www.cookiebot.com/en/

Cookiebotとは、いわゆる、cookie管理ツールです。GDPRやCCPAで決められたCookieの扱いに対応するために、訪問者に情報収集の対象を決めてもらうためのポップアップを表示し、ユーザーが選択した内容に応じて、取得できるクッキーをコントロールしてくれる、そんなcookie管理ツールになっています。

Cookiebotは、クッキーボットと読みます。

Cookiebotは、Cybot社が提供している海外のサービスです。しかし、クッキー 同意を求める文章は、自動的に、多言語対応してくれます。もちろん、日本語も含まれていますので、ご安心ください。

 

GDPRやCCPAをはじめとしたePrivacy規則に対して、Cybotが、いち早く、こういったクラウドツールを展開したため、Cookiebotは、メジャーになっています。日本でも、Cookiebotは利用が開始されてきています。

ネットで調べると、結構、Cookiebotの情報は多いんですよ!

Cookiebot 費用

Cookiebotの費用は、いくつか、対応ページ数などによって変わってきます。

Cookiebotは、4つのプランを提供しています。

  1. 無料(100ページまで)
  2. 9ユーロ/月(500ページまで)
  3. 21ユーロ/月(5,000ページまで)
  4. 37ユーロ/月(5,000ページより↑)

というかんじです。

基本、月額利用料金です。

※Cookiebot 金額は2021年10月15日時点

サイト規模によっての選択になります。

Cookiebot wordpress プラグイン

Cookiebotは、海外クラウドツールなので、ワードプレスにも対応!

WordPress で作っているホームページの場合、CookieBot を簡単に導入できるプラグインもあります。

いわゆる、Cookie 同意 プラグイン ですね。

以下、クッキー 同意 プラグイン 解説動画です。

 

もちろん、Cookiebot を 活用したものです。

さらに言えば、ちなみに日本語表示のローカライズしたものもあります!

Cookiebot 日本語版

Cookiebot 日本語版サイト
https://www.cookiebot.jp

Classmethod社が、日本の代理店として提供しているサービスになっています。

※2021年10月15日現在

こちらだと、無料プランはないですが、お試しは無料で可能です。

また、Classmethod社経由だと、為替影響がなく、日本円での決済も可能になっていますので、企業利用だと、こちらのClassmethod社経由でCookiebotを導入するのもいいかもしれません。

おさらい GDPRとは

ここで、簡単に、GDPRについて、触れます。

いわゆる、プライバシー法規です。

GDPRとは、「EU一般データ保護規則」のことです。

General Data Protection Regulationの略称が、GDPRです。

GDPRとは、個人データ保護やその取り扱いについて詳細に定められたEU域内の各国に適用される法令のことです。

2018年5月25日に施行され、個人情報の取り扱いについて規制を行っています。特に、ネット関係の広告については、結構厳しい規制があります。

おさらい CCPAとは

続いて、CCPAについても、解説します。

CCPAとは、カリフォルニア州消費者プライバシー法のことです。

CCPAは、California Consumer Privacy Act略称です。

あくまで、こちらは、アメリカのカリフォルニア州の住民を対象としたプライバシー保護の法律です。2020年1月に施行され、カリフォルニア州住民の個人情報保護のための規制になっています。

クッキーの取得に関しては、まさに、これらの規制の関連で、ユーザーの同意を得ないといけなくなっています。

Cookiebot 導入方法

Cookiebot を、Googleタグマネージャー(GTM)で、導入する方法を解説します。

Cookiebot 導入手順

  1. Cookiebotのアカウント取得
  2. GTMで Cookiebot タグ インポート
  3. Cookiebot ID 登録
  4. 変数 Cookiebot Consent State を インポート
  5. タグ発火を止めるトリガー作成
  6. アクセス情報タグの発火を止めるトリガー作成
  7. Google Analytics などのタグにアクセス情報タグの発火を止めるトリガー設置
  8. 広告などのタグに、タグ発火を止めるトリガーを設置
  9. プレビュー後、公開

というかんじが、Cookiebot 導入手順です。

Cookiebot アカウント取得

英語版サイトで、Cookiebotのアカウントを取得していきます。

普通に、会員登録して、Cookiebotのキーを取得しておき、これを、タグマネージャーにて登録します。

基本、Cookiebotのサイトで、何かアクションをするのは、ここまでです。あとは、Googleタグマネージャーでの処理です。

タグや変数のインポート

Cookiebotは、すでに、グーグルタグマネージャーと連携しているので、タグはインポートで設定可能です。

  • タグは、「Cookiebot CMP」をインポート
  • 変数は、「Cookiebot Consent State」をインポート

してください。

マウスで、すぐ終わります!

タグ発火 を止める トリガー 作成方法

Googleタグマネージャーで、広告タグを発火させないトリガーの作成方法です。

  • トリガー名は、任意です。
  • トリガータイプは、カスタムイベントで設定
  • イベント名は、.*

なお、「正規表現一致を使用」にチェックを入れてください。

条件のところだけ、変数である Cookie Consent が 変数 marketing を含まないようにしてください。

アクセス情報タグ 発火防止 トリガー 作成方法

Googleタグマネージャーで、アクセス情報をとるタグの発火防止のトリガーの作り方です。

実は、同じです

  • トリガー名は、任意です。
  • トリガータイプは、カスタムイベントで設定
  • イベント名は、.*

なお、「正規表現一致を使用」にチェックを入れてください。

条件のところだけ、変数である Cookie Consent が 変数 statistics を含まないようにしてください。

まとめ Cookiebot で GDPR対策 CCPA対策!クッキー 同意 を 簡単 導入

いかがでしたでしょうか、Cookiebot。

名前だけ見ると、ロボットエンジンみたいに見える、Cookiebot。

しかし、Cookiebotは、優れものツールです。

すでに、GDPR 対策、CCPA 対策、LGPD 対策で、実績のあるクッキー同意のツールです。なにより、Googleタグマネージャーで設定できるので、多くのページを持っている場合でも、速攻!導入できます。

Cookieの使用の同意をしっかりと取りつつ、法令が固まってきたら、正しい対応方法での実装を進めていくと、コスト削減にもつながると思いますよ!

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