チャットボットを作れるツールは、私が好きなので、見つけると、このサイトで紹介しています。
過去にも、以下のツールをご紹介しています。
問い合わせの自動化!anybot(エニーボット) webチャットボット
紹介する観点は、無料で、最初できること、簡単なこと という点ですが、今回解説するBotEditor(ボットエディター)も、本当に簡単にチャットボットができます!
BotEditor(ボットエディター)とは
BotEditor(ボットエディター)公式サイト
https://editor.chatcenter.ai/
BotEditor(ボットエディター)は、AppSocially株式会社が提供している、無料で、チャットボットを、すぐに作れるツールです。ノンプログラマーでも、サクッとチャットボットが作れるのがBotEditor(ボットエディター)のいいところですね!
しかも、簡単なだけではありません。会員登録もほぼ不要です。Googleアカウントか、メールアドレスでの会員登録で、チャットボットが作れます。
BotEditor(ボットエディター)は、Webブラウザでマウスとテキスト入力だけで、チャットボットが作れます。
しかも、このBotEditor(ボットエディター)なら、動的な回答をするチャットボットもできるんです。もちろん、事前に、チャットボットの表示条件を設定する必要はあります。それでも、サクッとできるならいいですよね。
BotEditor(ボットエディター)は、URL配信とWebサイトへの埋め込みができるので、コーポレートサイトに、ぺたっと張って動かすのもありですよね!
BotEditor(ボットエディター)の特長
BotEditor(ボットエディター)の特長は、あらかじめ作成したシナリオがあり、それにそって、ユーザーが選択肢を回答していく階層型チャットボットが簡単に、すぐにできることです。
階層型チャットボットは、ツリー構造のシナリオをだどっていくようなチャットボットです。
それゆえ、選択型のチャットボットを作るのには、非常に使いやすいです。
どんなチャットボットなのか、イメージしにくいと思うので、簡単に解説すると。
用途としては、ソファの提案だとします。
掲載されているwebサイトは、ソファ屋さんだとします。
ユーザーに出す最初の質問は
「どんなソファがいいですか?」でもいいですが、もっと具体的に、
「何人がけのソファがいいですか?」などの質問にしてみましょう。
それの答えの選択肢は、3つくらい用意しておきます。
「2~3人」という答えを、ユーザーが選んだ場合、
次の質問は、「皮製がいいですか?布製がいいですか?」とします。
ユーザーが布製と選択します。
最後の質問は、「予算はいくらくらいですか?」
たとえば、選択肢は、「~5,000円」「5,001~12,000円」「12,001円~」とします。
ユーザーが価格を選ぶと、チャットボットが、この商品どうですか?と対象のURLを回答します。
というようなチャットボットを作れたりするわけです。
こういうツリー構造型、選択肢提供型のチャットボットです。
もちろん、保存された変数を参照してシナリオを表示したり、分岐させたりすることも可能なので、ツリー構造を変えるようなシナリオにすることもできます。
また、直感的に作れるところが、BotEditor(ボットエディター)の特長の1つになっています。
さらに、ボットテンプレートからシナリオを作成することもできるので、ボットのテンプレートが公開されれればされるほど、簡単にチャットボットを作りやすくなります。
これは、以前にご紹介したテンプレートで簡単にチャットボットを開発できるIFRO(イフロ)というサービスに近い発想ですね!
BotEditor(ボットエディター)を展開するAppSocially株式会社
AppSocially株式会社は、BotEditor(ボットエディター)を運営、開発しています。
AppSocially株式会社のコーポレートサイト
https://appsocial.ly/
AppSocially株式会社は、ビジネスチャットサービス「ChatCenter Ai」、スモールビジネス向けHRチャットボットサービス「Truffle AI」を提供しています。
将来的に、BotEditorのデータも、このビジネスチャットサービス「ChatCenter Ai」にインポートできるようにしていくそうです。
ChatCenter Ai
https://www.chatcenter.ai/
チャットボット メリットは?
チャットボットの導入メリットについて、改めて解説します!
主なメリットは以下の4つです。
- 業務効率化
- 人件費削減
- 問い合わせの回数増加
- 顧客満足度向上
同じ質問が何度もある場合、FAQを用意する、などの対応でもいいのですが、チャットボットを導入して自動化することもできます。これによって、対応人員の業務効率化が図れますし、また、何度も問い合わせする人に対しても、業務効率化ができます。
文字ベースで残るからです・・・
当然、業務効率化されると人件費の削減につながります。
そして、サービスの利用者側も質問しやすくなります。チャットボットがあると、対応が速いようなイメージがつくので、質問や問い合わせをしやすいんですよね。
問い合わせもしやすくなるのであれば、顧客対応の時間も多く取れるようになりますので、結果的に、顧客満足度も上がりやすくなります。
とまぁ、こんなにいいスパイラルで回れば、いいのですが、現実、チャットボットを使っていると、逆に、1次対応ばかりの回答が多くて、イライラすることもあります。
体験談:チャットボットのデメリットとなる対応
私が、個人的に、チャットボットで問い合わせをしたくなくなる、この会社のサービス、ひどいな!と感じた事例です。
あるレンタルサーバ会社に、チャットボットで、エラーメールが大量に来たので、問い合わせをしました。
そうしたところ、症状を教えてください、という回答だったので、細かく記載しました。その記載内容への回答が、
「詳細をいただき、ありがとうございます。すぐにはわかりかねるので、メールで再度お問い合わせください」
だったんです。
衝撃的でした。
二度手間ですね。
さらに言えば、チャットでそこまで書いたなら、転記する機能つけておけばいいのに、と思ったくらいです。
上記は、チャットボットだからという理由ではありません。
ほかのECサイトで、有人のチャットボットでも、同じケースがありました。
このように、難しい内容だと、チャットボットが機能しないので、チャットボットをこういった問い合わせで使うよりも、FAQの補完機能として、提供する方が現実的な気がしています。
つまり、チャットボットの導入で効果を出しやすいのは、同じ質問が多い場合で、FAQだけでは事足りにくい、検索しにくい場合に使うのが、チャットボットで成果を出しやすいのだな~と実感しています。
もちろん、AIなどの実装があるチャットボットは別です。ディープランニングを通して、どんどん、理解度があがってきますからね。
たとえば、イオンのサイトの右下にあるチャットボットは、AIだと思います。
こういうのはいいですよね。
https://www.aeon.co.jp/
出典:PRTIMES
【BotEditor】最も簡単にチャットボットを作成し、公開するツールを無料で提供
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000049536.html