顔認証サービスは、安くなれば、非常に使い勝手のいいサービスになると思っていましたが、一般的に、だいぶ使いやすい料金になってきましたね。
今回ご紹介するカオミルというサービスは、月額5,000円~の利用料金で、人工知能の顔認証サービスを提供しています。
このような価格で顔認証サービスが使えると、以下のようなことができます。
- 飲食店、美容サロンでのサブスクリプションサービス
- リアル店舗での勤怠管理
- レストラン、居酒屋での常連さんサービス
もちろん、防犯対応などにも活用できるので、そういったセキュリティ面でもうれしい限りのサービスなんです、カオミルは。
AI(人工知能)で顔認証サービス カオミルとは
カオミル 公式サイト
https://www.kaomiru.com
カオミルは、エクスウェア株式会社(本社:東京都品川区)が、2020年1月23日から提供を開始した、クラウド型でも使える顔認証サービスです。
カオミルはエクスウェア株式会社独自開発の人工知能を活用した顔認証ソリューションサービスです。
記載したとおり、カオミルは、クラウドでも利用できますが、なんと、オンプレミスでも利用できるAI顔認証サービスなので、情報を社内のサーバに格納することも可能です。
しかも、カオミルは、月額5,000円~という圧倒的な格安料金で使えます。
カオミルの主な顔認証機能
カオミルには、以下の機能があります。
- 人間の顔の正面と、左右の斜め顔を検出、認識
- 性別分析
- 年齢分析
- 感情分析
- 眼鏡の有無の解析
- 髪型の変更対応
これらをエクスウェア株式会社の独自開発した人工知能エンジンで、ソリューションとして提供しているのです。
顔認証というと、ただの画像認証かと思ったのですが、
性別や、年齢、めがね、髪型といったディテールも、分析してくれるので、
とてもいいですよね。
トラブル防止につながりますね。
コンビニバイトをしたことがある人ならわかるかもしれませんが、
コンビニのレジには、年代や性別をわけるボタンがあったりします。
しかし、このデータは、忙しいと、適当にうったりするので、あてになりません。
しかし、カオミルなら、このオペレーションが不要で、
本当に、男性が多いか、女性が多いか、年齢はいくつくらいか、
といったマーケティングデータの蓄積も可能なんです!
そして、もう1つ大きな特徴は、顔認証に専用機器が不要なことです。
なんと、タブレットやスマートフォンなどの、日常的な端末で顔認証できるのです。
カオミルは、ハード機器のコストがかからないというのも、中小企業や店舗利用を促進させてくれるサービスですね。
カオミルのマーケティング機能
カオミルには、上記のほかにも、マーケティング活用できる機能が、豊富です。
- 録画機能
- 通知・アラート機能
- 顧客DBへの一括登録機能
- 顔認証結果のグラフ化
- 基幹システム、勤怠管理システムなどとのシステム連携
細かく解説を加えると、
通知、アラート機能は、特定の人物や特定のグループの人を検知したときに、管理者に通知を送れる機能です。
これは、万引き防止などにも役立ちますよね。
また、顔認証結果のグラフをカオミルの管理画面で閲覧できるので、パッと見て、店舗に来場したときの感情なども判別できます。
この機能があると、すばらしいのは、
クレーム防止です。
店舗スタッフの対応がいいか、わるいか、
悪い人が多いかどうかなどを、ミステリーショッパーなどを活用せずともできてしまうわけです。
これは、お店の運用コスト低減に役立つソリューションだと思いませんか?
カオミルの利用シーン
冒頭にも記載したとおり、カオミルの利用シーンは、非常に幅広いです。
- スタッフやお客様の入退室管理
- スタッフの勤怠管理
- サブスクリプションサービス、会員パスの代行
こういったことにも活用できるので、
リアル店舗で、会員証が不要になってきますよね。
来店ポイント付与!なんていうのも、カオミルがあれば、ポイント付与発券機を買わなくてもできてしまいます。
カオミルの実績、事例
実際にカオミルが活躍しているシーンには、以下のような事例があるそうです。
大手飲食チェーン店:顔認証で勤怠管理
各店舗に設置したiPadで顔認証して、勤怠管理。
新人スタッフの顔認証登録も、店舗にあるiPadでできるから、
新人スタッフのICカードやタイムカード発行も不要。
ラーメン店:顔認証で食べ放題のサブスク提供
これ、使い勝手よさそうですよね。
顔認証会員の登録時にお支払いを済ますことで、食べ放題期間中はキャッシュレスでラーメンを食べられる
参照:エクスウェア株式会社の導入事例ページ
株式会社凪スピリッツ
https://www.xware.co.jp/works/nagi-tamachi.html
カオミルの利用料金
どの端末で、顔認証をしていくかにもよっていくそうですが、
カオミルの料金例としては
Android、iOSなどの端末で顔認証処理を行う場合。
1ヵ月の間、100人の顔を5,000回認証を行うと月額費用が7,000円/月発生
この料金はカメラ1台あたりの費用だそうです。
このほかにもクラウドで使ったらいくら、とか、マーケティング分析ならいくら~とかがあるようです。
ご利用方法にあわせ別途初期費が発生するそうなので、都度お見積もりというかんじのようですね。
出典:PRTIMES
月額5,000円から、利用可能なAI顔認証をリリース。独自の人工知能でオンプレミス・クラウド利用も可能に。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000020058.html