AI(人工知能)を活用したシステムは、どんどん普及していっています。といっても、その大半は、チャットボットです。
それゆえ、まだAIを使い切れているという状況ではないのが、2019年11月の状況です。
まだまだ、AIを活用したシステムの導入は、仕切れていない、その背景は、結局、AI(人工知能)に関しての知識が少ないから、なんですよね。
AI(人工知能)があれば、なんでもできる、、、みたいなイメージの方もいるかもしれませんが、これはシステムやプログラムがあれば、何でもできると同じレベルの話ですし。
では、知識をつけるために、今まで、どんなAIが出来てきているのかを知るのが一番ですよね。具体例なので、イメージもつきやすいですし。
それができるのが、AIの活用事例を無料で検索できるwebサービス e.g.(イージー)なんです。今回は、e.g.(イージー)について、解説していきます。
AIの活用事例を無料で検索できるwebサービス e.g.(イージー)とは
e.g.(イージー)公式サイト
https://ledge-eg.com
e.g.(イージー)は、AI特化型メディア「Ledge.ai」を運営する株式会社レッジのwebサービスです。
e.g.(イージー)は、AIを使ったサービスやシステムなどの活用事例を検索できるwebサービスです。e.g.(イージー)は、株式会社レッジによって、Open-β版が2019年11月18日にリリースされました。2020年初頭に正式版が出るようで、楽しみですね。
e.g.(イージー)の便利な機能、コンテンツ
e.g.(イージー)は、AI活用事例の検索ができるwebサービスですが、こんな特徴があります。
- 利用は無料
- 事例掲載数 国内1位(※株式会社レッジ社調べ)
- 業界、用途、技術での複合検索OK
- 事例掲載企業への問い合わせも可能
- 事例を保存できるClip機能
また、e.g.(イージー)は登録制になっていますが、その場で、すぐにできる会員登録なので、さくっと2、3分で会員登録も出来ます。
e.g.(イージー)は、リサーチ的な部分でも活用できそうですね。
e.g.(イージー)で絞り込める業界は?
e.g.(イージー)では、AIの利用されている業界を絞り込めるのですが、以下の業界で絞り込めます。
- 金融/保険
- 不動産
- 小売/サービス
- 交通/運輸
- 情報通信
- エネルギー/インフラ
- 製造
- 建設
- 農林/水産
- 食品/飲料
- エンタメ
- 教育
- スポーツ
- 医療/福祉
- アパレル
- 政府/行政
- メディア/広告
- 商社
- 自動車
- 人材
- その他
結構細かく絞れるんです!
e.g.(イージー)で絞り込める用途は?
e.g.(イージー)で絞り込める用途の項目は以下になります。
- オートメーション
- 営業/マーケティング
- セキュリティ
- 品質管理
- バックオフィス
- 経営/マネジメント
- カスタマーサービス
- 物流管理
- 研究開発/サービス開発
- 意思決定支援
- 社会問題の解決
- その他
チャットボットとか、言語処理とか、そういう言葉で出てくるのかと思ったのですが、そういうわけではないんですよね。
むしろ、技術のカテゴリが、それに近かったですね。
- テキストマイニング
- 文章生成
- 機械翻訳
- チャットボット
- 音声認識/音声合成
- 画像認識/画像生成
- 動画処理
- 文字認識/OCR
- 予測
- RPA
- 異常検知
- 情報検索/探索
- レコメンド/マッチング
- その他
こんなかんじでした。
AIの国内企業での導入状況
AIの導入は、あんまり進んでいないみたいなんですよね。
国内民間企業515社のAI導入率は2.9%、業種別では流通業が最も低く0.8%に留まる
引用 株式会社矢野経済研究所
業種別AIの導入状況に関する法人アンケート調査を実施(2018年)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2040
AIが導入されない背景は、前述のとおり、知識だと思います。
何ができるか?がわからないと、ソリューションとして、でてこないんですよね。
結局、そこの汎用化なのかな?と感じました。
実際、e.g.(イージー)で調べてみた。
e.g.(イージー)を使ってみた感想ですが、非常に使いやすいです。
ページ送りは、使いにくいですが、文字をよむのが苦にならない人にはとてもいいサービスですね。PC、タブレットでないと、読みにくいかもですが。
個人的に面白いと感じた事例は、twitterの投稿をAIで文章作成してくれるシステム。
これはいいな!と思いました。文章作成なので、データは必要ですが、その元があれば、可能になるんですよね。
しかも、アイコンとかも作ってくれていたみたいですし。
また、事例をざっとみていると、多いのが、問題発見、トラブル発見というものが多くみれましたね。AIだから、たくさんの情報を読み込んで処理できるので、そういったものの方が、システムとしては作りやすいのでしょうね。
出典:PRTIMES
AI特化型メディアLedge.aiを運営のレッジ、AIの活⽤事例を探せる検索プラットフォーム「e.g.」を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000030320.html