店舗のフリーWiFiを活用して、街を歩く人たちを分析。株式会社タウンWiFiの提供するアプリをもっているユーザーに、アプリ通知で、自社の店舗へ誘導していこうという施策ですね。面白いのは、フリーwifiを活用するという技術です。さらに、株式会社タウンWiFiなら、自社で多くのアプリをDLしているユーザーを持っている(2018年11月現在、450万以上の会員)ので、媒体としての価値も出せます。そして、それが成果報酬性でできるというのも強みですね。
成果報酬型集客ツール「WiFiチラシ」
WiFiスポットに自動でログイン可能なWiFi自動接続アプリ「タウンWiFi」。このアプリを運営する株式会社タウンWiFi(本社:東京都港区)は、日本初の、WiFiを来店検知として活用した成果報酬型集客ツール「WiFiチラシ」の提供を2018年11月29日(木)に開始しました。
https://townwifi.jp/service/wifi-chirashi/
成果報酬型集客ツール「WiFiチラシ」とは
自店舗への来店を促進できる!「タウンWiFi」アプリの通知機能での来店促進ツール。
メッセージを配信する対象は、性別や年齢以外にも、自店舗の近くにいるユーザーや、来店経験の有無や頻度を設定することが可能。
面白いのは、来店した人をWiFiで明確に検知できること。タウンWiFiに対応したWiFiがある店舗であれば、ユーザーが来店した際、タウンWiFiアプリによってWiFiに自動接続されます。それによって、来店したお客様を検知するだけではなく、WiFiの接続状況から、接続したユーザーの中から通りすがりのユーザーや店舗スタッフなどを除いた明確な人数を算出することができます。だから、成果報酬型のサービスができるんですね。
※成果報酬の費用は、店舗の客単価を基準に決定するそうです。
店舗向けリアルタイム集客ツール「WiFiチラシ」をテスト導入した企業の事例
・青森県観光連盟
青森県の観光物産館で行った肉フェスの集客としてWiFiチラシを利用。結果、3日間の開催期間で116人の来場者を集めることができたそうです
・ココカラファイン ヘルスケア
会員比率の低い都市型店舗でWiFiチラシを利用。クーポン利用実績から、78.3%が非会員という結果がでて、来店客のイメージがより明確になったようです。
・三菱地所のサイモン、プレミアム・アウトレットで展開。これも効果が明確だったようです。
WiFi自動接続アプリ「タウンWiFi」とは
「タウンWiFi」は2016年5月にリリースしたWiFi自動接続アプリ。
街中の無料Wi-Fiに自動で接続できるので、ユーザーは通信料の節約につながり、とてもお得に利用ができるんです。MVNO、格安スマホとの組み合わせが最高ですね。WiFi通信の保護機能により通信暗号化もばっちり¥
2018年11月現在、450万以上の会員!!
対応言語は、日本語、英語、韓国語、中国語と、グローバルなんです。
http://townwifi.jp/share/
ちなみに、こんな会社で活用されています。
タウンWiFiアプリ WiFiオーナー企業
【コンビニ】
- サークルKサンクス
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
【カフェ】
- 上島珈琲
- コメダ珈琲
- スターバックス
- タリーズ
- プロント
- ベローチェ
【交通】
- 小田急電鉄
- 近畿日本鉄道
- 京王電鉄
- 京成電鉄
- 東海旅客鉄道
- 東京地下鉄
- 都営地下鉄
- 都営バス
- 東京モノレール
- 羽田空港
- 東日本旅客鉄道
- 成田空港
- 西日本旅客鉄道
考察:すごくいいWiFi誘導施策。グローバルで、成果報酬型
店舗のフリーwifiを活用することで、来店者の属性がわかるというのはわかりやすいし、本来的な意味であれば、ECのユーザーとのクロス計測などもできてくれば最高ですよね。
さらに多言語対応しているところが、さらにいいですね!
来店してくれている常連さんには、ECでも、よりおトクに物が買える、あるいは、お取置きできる数が増える。リアルと、ネットの融合もしやすくなります。WiFiという環境は、実は、無限に活用性が広がるものではないかと思います。
株式会社タウンWiFi
http://townwifi.jp/
参考 PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000032572.html