EC 事業 は 日本 以外のユーザーも視野に入れて 売上拡大 を目指していきたいですよね。しかし 普通の 決済システム は 日本国内 の クレジットカード でしか 決済 ができないことが多いです。
決済システム自体が 越境EC 用の 対策 がされていないためです。もちろん ショピファイ などのような ECカート であれば、問題なく、対応は可能ですが。
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そこで、今回の記事では 海外市場 も視野に入れて ECサイト を展開できるような 多通貨決済 を 導入 することを考えたときに おすすめの決済代行会社 決済代行サービス をご紹介します。
40億人以上がいる海外市場へ向けて、現地通貨での クレジットカード決済 ができるように ECサイト を推進したい場合、ぜひ、検討対象として考えておくべきポイントです。
多通貨でのクレジットカードの決済代行サービス
多通貨でのクレジットカードの決済代行サービスは、ある程度、特定の決済代行会社、決済代行サービスを利用する必要があります。
また、ECカート自体も、これに対応をしている必要がありますので、注意しておく必要があります。
気をつけるべきポイントは、
- 決済のAPIがしっかり仕様書としてまとまっていること
- 為替の変動による影響がどうなるかを把握すること
- ECカート上、現地通貨で金額表示されること
これらは、最低限、多通貨でのクレジットカードの決済代行サービスで、調査できているといいですね。
一般的にネットショッピングを利用する場合、金額が明確になることは重要です。
そして、そもそも、システム的に、それらを網羅できているかは、事前に調べることができます。少なくとも、WEBサイトなどの問い合わせから、これらは、確認しておいたほうがいいと思います。
海外クレジットカードでの決済が可能な決済代行会社
さっそくですが、海外のクレジットカードでも決済が可能な決済代行会社、決済代行サービスについて、ご紹介していきます。
- GMOイプシロン
- ベリトランス
- GMOペイメントゲートウェイ
- PayPal
- Stripe
について、解説していきます。
ちなみに、上記のほかにも、多通貨でのクレジットカードの決済代行サービスは存在します。比較的、大きい企業のサービスをご紹介しています。
GMOイプシロン
GMOイプシロン 公式ホームページ
https://www.epsilon.jp/service/multi_currency.html
イプシロンは、老舗の決済代行サービスです。
数多くの企業が導入しています。
イプシロンの多通貨での決済サービスを導入すれば、海外の決済会社と接続をせずに、現地の外貨でのクレジットカード決済ができます。
売上も、日本円で入金されます。
ただ、分割払い、リボ払い、そして、サブスクサービスでよくみる、月次課金には対応していません。
対応通貨は、
- 米ドル
- カナダドル
- ユーロ
- 香港ドル
- 人民元
- ポンド
など、21カ国分です!
初期費用は0円
月額費用で、固定で5,000円
決済手数料は、6%のようです。
1決済における限度額も決まっていますので、詳細は、公式ホームページを参照してください。
ベリトランス
ベリトランス 公式ホームページ
https://www.veritrans.co.jp/payment/multi_currency.html
こちらも、老舗の決済代行サービス、ベリトランス。
決済代行システムや各種契約、システム運用をワンストップで提供しているのが1つのセールスポイントですね。
こちらも、対応通貨は、
- 米ドル
- カナダドル
- ユーロ
- 香港ドル
- 人民元
- ポンド
など、21カ国分です!
ベリトランスの営業担当が決済サービスについてのご説明をしてくれるので、安心して導入ができますね。
ちなみに、ベリトランスについても、月次課金には対応していません。
GMOペイメントゲートウェイ
GMOペイメントゲートウェイ 公式ホームページ
https://www.gmo-pg.com/service/mulpay/multi_currency/
GMOがメインで販売している決済代行サービスが、GMOペイメントゲートウェイ
です。
GMOペイメントゲートウェイは、最大33通貨での取引が可能になっています。
VISA、MASTERに対応しています。
継続課金の対応については、問い合わせが必要なようです。
PayPal ペイパル
PayPal 公式ホームページ
https://www.paypal.com/jp/home
海外では、とても有名なペイパル。
PayPalは世界で2億人以上のユーザーがいます。
すでに200以上の国や地域、100種類の通貨に対応した決済方法です。
香港では、ペイパルを利用した決済が80%を締めることも。
アメリカ、香港の消費者が選択する決済手段としての参考情報
ベリトランス
越境ECで押さえておきたい決済サービスは?
https://www.veritrans.co.jp/tips/column/grobalec.html
決済はPayPalのIDとパスワードで完了するので、消費者には安心な決済サービスになっていますが、日本だと、会員登録が面倒で避けられやすいです。
PayPalの導入コストは、基本
- 初期費用:0円
- 月額手数料:0円
- 標準決済手数料:1件ごとの決済額×3.9%+40円(海外)
振込手数料:基本0円 (5万円未満は250円)
対応クレジットカードも、VISA、MasterCard、AMEX、銀聯カードなどに対応しています。
また言語対応もしっかりしていて、決済画面は自動的に国の言語を表示するような仕組みになっているので、そこも人気です。
ただ、ペイパルも、国際決済で、継続課金はできません。
海外向けのサブスクは難しいみたいですね。
Stripe ストライプ
Stripe 公式ホームページ
https://stripe.com/jp
Stripeはアメリカの決済代行サービスです。
利用料金が安いので、注目されています。
135以上の通貨が対応しているうえ、VISA、MasterCard、AMERICAN EXPRESSの3ブランドが利用できます。
ただ、Stripe ストライプのサービスは、ホームページへの実装費用がかかります。
いいエンジニアで、経験がないと、つらいかもしれません。
ただ、Stripe ストライプなら、継続課金も実装できそうです。
詳しくは、Stripe ストライプへのお問い合わせが必要です。
Stripe ストライプの導入コストは、すごくお得です。
- 初期費用:0円
- 月額手数料:0円
- 標準的な決済手数料は、2.9%+0.3米ドル
ストライプ 米ドル決済の料金の詳細はこちら
https://stripe.com/ja-us/pricing
*なおすべて、金額は2020年9月23日現在の数値です。
まとめ 意外と、海外決済対応の継続課金サービスは少ない!?
いかがでしたでしょうか?
ECサイトを国内向けに運用するのと、越境ECを運用する場合とでは、決済代行サービスの違いを考えないといけないことをご理解いただけましたでしょうか?
特に
- 決済サービス
- 課金の形式
- ECカート
については、配慮が大事です。
サブスクで、有名になった継続課金サービスなどは、どうしても、いろいろな角度から考えなおさないといけないことも多いです。
そういった点では、stripeは、非常に便利なアメリカのサービスです。
活用しない手はないですね。