2020年にもなると、非常に多くのコンテンツがインターネット上には展開されています。
実際に、いろいろな企業や団体の記事コンテンツのアクセス状況と、このwebサイトを運営して、最近、感じている部分をまとめてみました。
SEO対策の内部構造化対策や、ワードプレスでの記事コンテンツの作成を行ったうえで、どう集客に反映されてきているか。そして、実際、アクセスの多い記事は、どのように作られているかをまとめてみました。
アクセスの多い記事 の 作り方
さっそく、答えになります。アクセスの多い記事を作るには、以下の7つの点に留意して、記事を作ってみてください。
- タイトルで、キーワードを多くする
- 部位などのキーワードに落としたタイトル
- キーワードの人気度が高いタイトル
- 有名他社サービス名、商品名の記事
- ランキングなどリスト型の記事
- 悩みや課題解決型の記事を作る
- ドメインパワーを高める
1つ1つ解説していきます。
タイトルで、キーワードを多く書く
タイトル情報は、その記事を表現する重要な要素です。
それゆえ、
Googleにとっても
記事を読むユーザーにとっても
重要な情報になります。
それゆえ、タイトルには、キーワードを多く掲載するようにしましょう。
ですが、
文字数の限りがあります。
タイトルの目安は、30文字といわれています。
それゆえ、
キーワードの重複は、もったいないので、避けましょう。
また、基本的に、ビックワードよりも、
「方法」とか、「できること」、「解決方法」
とか、この記事は、XXに対して、ソリューションを提供する記事だとわかるようにすると理想的です。
たとえば、
猫のしつけ というタイトルだと、
範囲が広すぎて、記事の内容も、猫のしつけ全体を網羅した記事をかけるとは思えません。広すぎる内容は、確実に、曖昧になりがちですし、網羅されない内容になるので、SEO対策でかんがえても、集客面で、いい結果にならないと思います。
絞り込んで、
一軒家で飼う猫のトイレのしつけの方法
とか、記事のタイトルを考えていくのが良いと思います。
結構大変だとは思えますが。
体の一部分などのキーワードに落としたタイトル
先程の話と重複しますが、タイトルは、絞り込んでいく、というのが良いと思います。
結果的に、その記事の中身も絞り込まれてきて、記事自体の網羅性が高まるからです。
具体的に、話を書くと、
ニキビの治療方法
というタイトルで記事を書きたい!と思っても、
もう1つ2つ具体的に落として、書いていくといいと思います。
20代女性必見!あごのニキビの治し方 7選
とか、部位やターゲットを明確にしていくように記事を作っていくと
記事の網羅性は高まりますし、記事のタイトルで、誰向け!というのがわかるようになります。
記事を書くとき、中身から、基本考えると思いますが、先に、タイトルで、まとめられるか!という視点で、記事を作っていく方がいいと思います。
文章の骨子も作りやすいですし、見出しも作りやすいので。
キーワードの人気度が高いタイトルを書く
キーワードをタイトルには、ちりばめていくように書きました。
それが集客につながりやすいからです。
その中でも、キーワードの人気度、検索されやすいキーワードを起用しましょう。
たとえば、
よくある話で、
キーワードとして、パソコン と書く方がいいのか。
キーワードとして、PC と書く方がいいのか。
要は、どちらの方が、人間は、検索するのか、ということになります。
パソコンの方が、いいケースもあります。
PCと書く方がいいケースもあります。
それは、内容にもよりますが、一方で、Googleトレンドで、どちらのキーワードの方が、検索人気度が高いのか、を比較するというのも1つの方法です。
結局、検索されないキーワードで、タイトル、ひいては、記事を書いても、検索エンジンからの集客にはつながりません。
違和感があるような言葉で、タイトルを作っても、検索エンジンの検索結果で表示されても、クリックしてもらえません。
自然に、それでいて、検索されやすい、人気のキーワードを利用していくことが、検索エンジンからの集客につながっていきます。
ただ、認知度の高すぎる言葉では、そもそも、検索エンジンでの競争が多すぎて、検索結果のページの上位に出てこないケースも多いです。
たとえば、ダイエット というキーワード。
おそらく、このキーワードで、Googleの検索結果の上位表示は難しいでしょう。
しかし、餃子ダイエット、とか、ダイエット中毒とか、
キーワードを少し変えていくことで、Googleの検索アルゴリズムに適合して、ページ上位に表示されるようになってきます。
ただし、注意点として、業界用語ではなく、なるべく一般名称のキーワードを使っていってください。
この例は、業界用語ではないですが、
小学校のお子さんの受験に熱心の方たちの間では、
中学受験も
中受(チュウジュ)
と略して、会話されたりします。
しかし、多くの人が使うキーワードではないので、検索される回数は減少します。
結果的に、Googleの検索エンジンからの集客にはつながりにくくなってきます。
有名他社サービス名、商品名の記事
スーパーやコンビニ、百貨店にて売られている有名他社サービス名、商品名の記事は、比較的集客効果が高いです。
ただし、検索エンジンでの上位表示がされるときですが。
つまり、検索エンジンでの上位表示が狙えるように、単一キーワードだけで、記事を作るのではなく、その商品を使った、あるいは、アレンジした、または、こんな使い方で、誰々にはメリットがあるよ!という記事にしていくことが重要です。
例えば
マルちゃん 赤いきつねのうどんを使ったレシピ
という記事を作るようにしましょう。
ただ、この例であげているタイトルの記事だと、結構、検索エンジンでの上位表示は厳しいと思います。
TV番組 家事ヤロー紹介!マルちゃん 赤いきつねの炊込みご飯レシピ
とか、複合的に、キーワードを配置していくようにしないと、検索エンジンでの上位表示が見込めず、表示回数が少なく、結果的に、webサイトへの集客につながらない、ということになるでしょう。
実際に、このホームページでも、LINEのサービスをいくつか紹介していますが、LINE関連のキーワードでのアクセスは増えてきています。
集客を増やすためにも、こういった記事の作り方も武器にしていきましょう。
ランキングなどリスト型の記事はアクセスを増やす
ランキングなどリスト型の記事をおすすめしている理由は、効率の問題です。
1つの事柄に絞って、記事を書くのはいいのですが、
その記事の1つの答えが必ずしても、SEO対策上、表示回数が多くなるわけではありません。
そこで、リスク削減、そして、効率化のために、おすすめしている記事の作り方が、ランキングやリスト型の記事です。
たとえば、
千代田区で東証一部の上場企業 厳選9社
など。
こういう記事は、もともとのニーズで言うと、
千代田区にあって、大きい会社はどこか?
という質問に対する答えになる記事です。
しかし、1社だけのことを、めちゃくちゃ追及して、記事にしても、検索エンジンでの上位表示は難しいです。
1つには、この質問に対する答えなりきらないからです。
コンテンツの網羅性の問題ですね。
そこで、いくつかの会社を掲載していくリスト型の記事にしていくのです。
これによって、網羅性はアップされます。
また、ロングテールでの検索エンジンでの表示は狙えます。
この結果、集客効率があがってくる、という図式です。
悩みや課題解決型の記事を作る
悩みや課題解決型の記事がおすすめなのは、検索エンジンの基礎がこのロジックに基づくからです。
人はなぜ、検索をするのか?
それは、なんらかの答えを探しているから。
そんな検索エンジンの基本概念に忠実に、コンテンツを作った方が、検索エンジンでの上位表示が見込めます。
FAQのリッチリザルトを、Googleが強化しているのも、こういう点に紐づいていきます。質問に対しての答えだからです。
ドメインパワーを高める
記事1つ1つの話には聞こえないかもしれませんが、重要な要素となってくるドメインパワー。このドメインパワーをを高めていくことも重要です。
ドメインパワーを高めるには、以下の方法があります。
- ドメインの利用年月を経過させる
- ドメインパワーの強い外部のサイトからの被リンクを得る
- 良質なコンテンツを充実させる
その中でも、すぐにできるのは、良質なコンテンツを充実させることです。
良質なコンテンツを充実させるにしても、ドメインパワーを育てるのに大切なのは、ドメイン名と関連のある記事を増やしていくことです。
夕飯のレシピのサイトで、レシピに関連するドメイン名なのに
レシピではなく、
ゲームの記事ばかりを増やしていっても
ドメインパワーは高まりません。
ドメイン名と関連性のあるコンテンツを増やしていきましょう。
意外と当たり前のwebサイトのポイントなのですが、ブログで運営をしていると、このコンテンツに対しての部分がズレていきがちなので、注意してみてください。
記事のコンテンツボリューム、1記事の文字数は?
1つの記事の文字数の目安は、5,000文字以上は目指していきたいところです。しかし、実際、すぐに、5,000文字以上の記事コンテンツを作っていくのは、大変です。
時間がたくさんあるのであれば、ともかく、1記事に費やせる時間は限られます。
そこで、リライトを重ねていき、情報のアップデートをしていく方法がいいと思います。
最初は、3,000文字程度でもいいので、アップロード。
Googleサーチコンソールで、表示回数などの状況を見ながら、あるいは、クリック率が2%以上ある状況を確認できてきたら、その記事のリライトを強化していくのも1つの方法です。
記事のボリュームを増やしていくのは、なかなか難しいですが、網羅性や最新情報などを考えていけば、いくらでも付け加えていく情報はあるはずです。
付け加える情報は、
- 新機能
- 料金
- クチコミ
- 評判
- 使ってみてのレビュー、事例
- 利用者の声
- 類似サービス
- 類似サービスとの比較
- youtubeなどの動画での掲載
- twitterやfacebookなどSNSでの評価、投稿
- 導入フロー
- 作り方
などでしょうか。
実際に記事サイトを運営しての体験談
最初、文字数の多い記事を作るのは難しいが、徐々に作っていく
以前は、文字数の多い記事を書くのは難しいと感じていました。
というのも、
- 時間の制限をしている
- 1つの記事で書ける内容に限界を感じた
- 長い記事を書くのに、疲労感が残る
というのがありました。
特に、長い記事を書いても、アクセスが少ないと、結構げんなりしていました。
しかし、ある程度、記事のテイストや、流れを決めていったり、
そもそも、あとからリライトして、記事を作っていけばいいというスタンスになってから、だいぶ文字数のある記事を作れるようになってきました。
もちろん、慣れもあります。
少しずつでも、コンテンツをアップデートさせていきましょう。
リスト系の記事は、PVやセッションを増やす
また、記事を書いている中で、リストアップ系の記事の方がアクセス(PVやセッションなど)が増えやすいことも実感できてきました。
これは、表示回数の問題と相関関係があると思っています。
リスト系の記事は、見出し、H2での記述が増えます。
見出しの中で、商品名やサービス名、といったキーワードをちりばめていくと、
その結果、検索エンジンで、表示される回数が増えてくるのです。
ロングテール効果ですね。
情報の新鮮さを明確に=日付を記事に入れる
もう1つ、悩み解決系の記事は、その内容が、最新だとわかるように記述するように、日付や時間を記載するように心がけています。
情報はアップデートされます。
都度変わっていくだけではなく、新しい機能のリリースや新しい事例が日々出現していきます。
実際に、コロナウィルスが大きくマスコミで取り上げられてから、テレワークのツールの無償提供などがたくさん登場しています。
ビジネスニーズが高まったことによる影響かと思います。
それゆえ、時間の情報は、非常に重要だと感じています。
特に、記事を見てくれるユーザーにとって。
まとめ:アクセスの多い記事の作り方は育成ゲーム!?
もともとアクセスのある媒体で作る記事や、広告で露出できるのであれば、アクセスは増えます。
しかし、そういうことのできないホームページの場合、アクセスの多い記事は、良質なコンテンツであればあるほど、Googleからの誘導が増えていきます。
ページ数は少なくとも、内容を濃くしていくのも1つの方法です。
しかし、最初は、記事を書くことに慣れていくためにも、記事を量産していって、アクセスを増やしやすい形式を見つけていくのが、いいと思います。
文字数が多い記事を作るのも大事です。
しかし、それは、同じことを書いても意味がないです。
それよりも、記事に、さまざまな情報をいろいろと詰め込んでいく、そのほうが効果が出ると思います。
そう考えると、コンテンツ制作 も、ひいては、webサイト制作 も、アクセスを増やすのは、育成ゲームのようなものかもしれません。毎日少しずつ、水をやって、限られた時間で、メンテナンスをして。
育成ゲームのように、目立った進捗はないかもしれません。
しかし、コミュニティもいっぱいありますし、花が咲いてくれば、喜びもいっぱいになりますからね。