【AI】コンテンツ監視コスト 大幅削減 コンテンツ監視AI Posmoni ポスモニ

多くの企業サイトで運営されるコミュニティサイト。facebookや、インスタグラムといったSNSを夢見て、多くの企業が、SNSを展開しています。

また、大手メーカーなどでも、商品を訴求するオウンドメディアとして、コミュニティを作ったりしていますね。以下、過去にご紹介したパナソニックのコミュニティサービスの記事です。

パナソニックが食のコミュニティサービス EATPICK(イートピック)リリース
https://saras-wati.net/news/panasonic-eatopic-202006/

しかし、このコミュニティサイトは、不適切な投稿や言動をする人が出てきます。そうなると、ユーザーの不利益になるだけではなく、そもそも、コミュニティサービス自体が死んでしまいます。

そこで、投稿を監視することが重要になるのですが、人で、監視し続けるのは、なかなか難しいのが昨今の状況です。

そこで、今回ご紹介するのが、AIでコンテンツ監視をしてくれる、Posmoni ポスモニ というサービスです。

AIで監視をするので、コンテンツ監視コストがな、んと、70%も削減できたそうです

この記事は、すごいAIツール、Posmoni ポスモニを解説していきます!

Posmoni ポスモニ とは

Posmoni ポスモニ 公式ホームページ
https://posmoni.com

Posmoni ポスモニ とは、日本最大級のSNSであるYay(https://yay.space)を運営する株式会社ナナメウエ(本社:東京都港区)が提供するサービスです。

ポスモニは、AIとクラウドソーシングを組み合わせたコンテンツ監視サービスとなっています。このポスモニのサービス提供開始は、2020年5月8日からになっています。

まだまだ、最近のサービスですね。ポスモニは。

ポスモニの特長は、コンテンツの監視コスト削減です。

それができるのは、AIとBPOによる部分です。

BPOは、クラウドソーシングを活用しての展開のようです。

AIはもちろん、技術があって、はじめてできること。BPOをここに混ぜる!というアイデアが、ポスモニの面白いところですよね!!

ポスモニ 実績

ポスモニの最大の実績は、自社サイト「Yay」での運用知見だそうです。

ポスモニは、1日400万投稿コンテンツを誇るSNS「Yay」で培ったAIとクラウドソーシングを利用したコンテンツ監視管理サービスなのです。

これによって、ポスモニは、Yayで学習したAIによるコンテンツ監視力を活用できるようになっています。

そもそも、コミュニティサイトや、SNSでは、不適切な投稿がどうしても出てきます。これを常に、監視し続けるのは、大変です。

事業を続ければ続けるほど、何よりもコストが、かかってしまいます。

それをブロックできるようになるのは大きいですよね。

ポスモニ どういうAIで監視するの?

ポスモニは、投稿コンテンツをまず、自社開発した、不適切な投稿判定のAIフィルターで洗い出すような仕組みになっています。

これによって、まずは、AIで、監視すべきコンテンツの洗い出しをします。

ポスモニいわく、この時点で、コンテンツ監視数を10分の1程度まで削減することができるそうです。

これだけでも、すごいですよね。

ちなみに、このAIのフィルタは、日々精度が高くなっているそうです。それもそのはず。自社媒体のYayのデータが増えているからだそうです。

いずれにせよ、ポスモニのメリットは、AI精度が低いところから始まるのではなく、すでに大量のデータをもとに作られたAIフィルタを活用できることですね。

ポスモニ 提供会社 株式会社ナナメウエ

ポスモニを提供しているのは、株式会社ナナメウエになります。

設立は、2013年の会社です。

株式会社ナナメウエ コーポレートサイト
https://nanameue.jp/ja

株式会社ナナメウエさんの事業を見ると、非常にハイテクノロジーなかんじがして、すばらしいですね。

出典:PRTIMES
コンテンツ監視のコストを70%減、コロナウイルス接触リスクをゼロに。1日400万投稿を誇る日本最大級のSNS「Yay」のノウハウを生かしたコンテンツ監視AI「Posmoni」を提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000044875.html

考察 コンテンツ監視サービス 需要 市場ニーズ

コンテンツ監視が、めちゃくちゃ大変な仕事です。

以下、フォーブスjapanの記事です。

FBのコンテンツ監視員が「ブラック労働」告発、コロナ禍でも出社を強制
https://forbesjapan.com/articles/detail/38309

この中で、

暴力コンテンツや残酷な内容、猥褻コンテンツや児童ポルノなどを日常的に見続けた結果、深刻な精神的トラウマを抱えてしまうケースも多いことが知られている。

と書かれているように、

ネガティブな投稿で、心を病んでしまう人は多いんだとか。

こんな記事もあります。

コンテンツ監視業務でトラウマ……FBが和解金計56億円に合意 集団訴訟
https://www.afpbb.com/articles/-/3282878

つまり、ものすごい、心を使うお仕事です。

そんなコンテンツ監視サービスなので、監視するコンテンツの数を減らせるだけでも、社会に貢献できますよね。

正直、コンテンツ監視サービスは、このデジタル産業の中で、いわゆる、問い合わせ対応などと同様、非常に過酷な職場を改善できるツールだと思います。

企業側も、リスクですよね。

上記のような集団訴訟になれば、ツールの費用に比べれば、圧倒的に安く済むわけですから。また、人件費などのコスト削減にもつながります。

こういった観点でも、AIなどで、コンテンツ監視業務の軽減ができるPosmoniがすごいいい社会貢献になるのだと思っています!

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