【初心者向け】web広告 種類 まとめ デジタルマーケ の 方法 を 学ぶ

面白いweb関連のリリースがなかったので、今回は、web広告の初心者向けに、web広告の種類をまとめてみました。

というのも、2018年のweb広告市場はとうとう、1兆7,589億円。地上波テレビ広告費1兆7,848億円に迫る勢いで、2019年には、おそらく1位になるのではないかと思われます。

電通は2月28日、国内の総広告費と媒体別、業種別広告費を推定した「2018年(平成30年)日本の広告費」を発表した。2018年の日本の総広告費は6兆5,300億円、前年比102.2%となり、7年連続でプラス成長。戦後最長といわれる景気拡大に伴い、通年でゆるやかに上昇した。
「インターネット広告費」が1兆7,589億円に/「地上波テレビ広告費」の1兆7,848億円に迫る
参照 Markezine
https://markezine.jp/article/detail/30509

そんな中、web広告の種類を知らない広告担当者や、web業界、IT業界の方向けに、今回、簡単にweb広告の種類をまとめてみました。

web広告の種類:表示物別 バナー、動画、テキスト

昔は、web広告といえば、ほぼバナーとテキストでしたが、最近は、動画バナーや、動画広告も増えています。

みなさん、御存知のYOUTUBEが、そのいい例ですよね。

また、ディスプレイ広告、という広告は、そのほとんどがバナー広告です。ディスプレイとして表示される広告というイメージで考えてみてください。

web広告の種類:メディア別 検索エンジン、ポータル、いろんなサイト

web広告でも、メディア別に広告が掲載されるのが昔は当然でした。たとえば、ぐるなびにバナー広告を出したら、ぐるなびにしか、バナー広告は掲載されませんでした。

2019年の今は、異なります。検索エンジン広告だからといって、検索エンジン、たとえば、Googleに出稿したからといって、Googleだけに広告が出るわけではありません。掲載方式の設定次第で、Googleがパートナーとして認めたサイトにも、広告が掲載されます。

それゆえ、たくさんの表示回数、クリックが、web広告経由で獲得ができるのです。

ポータルサイトでの広告も、昔とは変わってきています。たとえば、求人広告といえば、リクルートでしたが、今は、indeed(インディード)など、検索エンジン系のサービスなどへ広告を出すケースも増えてきています。

また、そもそも、リクルートなども、検索エンジン広告経由で、人材を集めているので、その大本となる検索エンジン広告を使って求人広告を打つケースも出てきています。

web広告の種類で近年大きく変わったのは、いろんなサイトへ広告を出稿する手法です。むかしは、表示回数も少なく、名前も知れていないサイトの広告価値は0円でした。2019年の今は、いいコンテンツがあれば、そこから物が売れるなら、welcomeとされる時代です。その典型例が、アフィリエイト広告です。月間のPV(ページビュー)が5,000でも、そのサイトから、50件、物が買われるなら、そのサイトは非常に優遇されます。

web広告の種類:メニュー別

ここからは一般的に、web広告の種類をメニュー別でご紹介します。

1、リスティング(検索エンジン)広告

web広告の王道です。今でも、多くの企業がweb広告を出しています。リスティング(検索エンジン)広告は、Yahoo!やGoogleといった検索エンジンサイトで検索されたキーワードに連動して配信される広告です。

例)くわがた といれれば、くわがたに関する広告が出てきます。

入力されたキーワードに応じた広告のため、ユーザーの興味・関心に応じた広告を配信でき、その結果、購入や申し込みをする確率が高いweb広告です。

比較的費用対効果が高いため、よく使われるweb広告ですが、2019年では広告費用が徐々に高騰してきています。また、検索されないと広告がでないため、認知度が低い商品やサービスには不向きなweb広告の方法です。

広告料金形態はクリック課金型
広告費用 1クリックあたり10円~
広告効果は販売促進

※参考情報
Google 広告でビジネスを拡大しましょう
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/#?modal_active=none

2、バナー、ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、簡単にまとめると、バナー広告ですね。テキストも一部ありますが、ほとんどバナー画像形式の広告です。Webサイトやスマホアプリなどでよく見かけると思います。

バナー、ディスプレイ広告の利用用途は、認知拡大です。リターゲティングの仕組みを使って、販売促進効果を狙うケースも増えていますが、認知拡大というのが多いです。消費財や、小売店で販売している商品などと相性はいいです。

広告料金形態は、掲載期間保証やクリック課金、表示保証などさまざま
広告費用も、正直バラバラです。数千円から数百万円まであります。
広告効果は認知拡大&販売促進

3、アドネットワーク

アドネットワークは、複数のWebサイトを媒体として集めて、バナーなどの広告を配信するweb広告です。主に個人ブログやWebサイトなどが多いです。ユーザー属性やWebサイトのジャンルなどを指定して、web広告を配信できる仕組みです。

販売促進で活用するケースはあまりおすすめできません。認知拡大で、アドネットワークは活用するケースが多いです。

広告料金形態 クリック課金型が多い
広告費用 1クリック10円~
広告効果は認知拡大

4、DSP(Demand-Side Platform)広告

アドテクノロジーの進歩により生み出されたのが、DSP広告です。

アドネットワーク同様、複数のWebサイト、ブログに対して広告を配信できます。

ここはアドネットワークと同じです。

ただ、DSP広告の場合はさらに、上のレイヤーで、複数のアドネットワークに対してweb広告を配信でき、

そのうえ、ユーザーの行動履歴、属性等のデータをもとに広告を配信することができます。

それゆえ、広告を閲覧する「人」にあわせて、web広告を配信できるという強みがあります。

時間、場所、興味・関心、ユーザーのアクションなど、さまざまな情報をもとに、広告を配信できるため、

認知拡大だけではなく、販売促進の用途でも活用できます。

また、リマーケティング施策が可能で、広告のリンク先に飛んだ人に対して、継続的に、web広告を配信できます。

これによって、販売促進効果をもたらせるのです。

DSP広告の欠点

DSP広告の欠点は、

情報精度をあげていくと、広告配信の料金があがる

という点です。

位置情報をがちがちに固めたい場合、指定場所近くのwifiスポットにアクセスしたユーザーのみに広告を配信したりします。

しかし、この情報は、DSP広告を配信している会社はもっていないので、購入してくる必要がでてきます。

もともとのデータが高ければ高いほど、精度も高くなるため、DSP広告の配信料金にも反映されてくる、という仕組みになっています。

また、運用も技術が必要なので、そういった面で、DSP広告は、運用に慣れと経験が必要なweb広告ですね。

広告料金形態 クリック課金 or 広告表示回数課金
広告費用は、1クリック10円~1,000円程度
広告効果は、認知拡大&販売促進

参考:低いクリック単価のDSP広告
http://www.clo-tho.com/dsp-lawcp.html

5、SNS広告

Facebook、Twitter、インスタグラム、LINEなどのSNS上で配信するweb広告。SNSユーザーの属性や行動履歴をベースに広告を配信できます。

facebookは、20代以上向けの広告でよく利用されます。twitterは、わりと幅広く使われますね。インスタグラムは、10代~30代女性向けのオシャレな商材向き合いで活用されます。

比較的申し込みや購入が多く出ること、そして、出稿がしやすいため、多くの方が利用をしているweb広告で、いまや、検索エンジン広告と大きく競ってきているweb広告ですね。
広告料金形態はクリック課金、表示課金
広告費用は、1クリック数十円~
広告効果は、認知拡大、販売促進

6、動画広告

動画広告は、動画を掲載する広告です。YouTubeのような動画サイト上で配信されるものがメインですし、Youtubeでの広告が多いです。ただ、動画系サイトの多く増えてきて、最近では、いろいろなwebサイトでも、動画枠の広告を掲載できます。ただ、スマホの場合、通信料の関連で意外と表示されません。

動画広告の強みは精度です。視聴を最後までしてくれるユーザーの場合、購入や申し込みの確率が飛躍的にあがります。また、認知度の拡大にも役立ちます。目立ちますからね。そして、動画でこそ伝わる商品、サービスには相性がよいです。ゲームや自動車など、動きのあるもの、そして、使い方がわかりにく商品には、とてもハマります。クチコミの促進などにも、動画広告は効果があります。

広告料金形態は、再生回数保証型が多い
広告費用は1視聴あたり10円~
広告効果は、認知拡大、精度の良い販売促進、クチコミ強化

7、記事広告

記事広告は、雑誌の記事タイアップ広告と同じで、それがweb広告になっただけの話です。編集記事のような体裁で配信される広告なので、自然な形で、商品やサービスを紹介してもらえる広告です。

コンテンツの一つであるかのように配信されるため、ユーザーに受け入れられやすいです。またブランディング、イメージ広告としては有効です。

一方で最近では、ブログメディアなどで、広告ではなく、コンテンツとして紹介されることで、飛躍的にサービスの申し込みにつながるケースもあります。

特定ジャンルで人気のあるブロガーに書いてもらうことで、自分もやってみよう!となるわけです。昔は、芸能人のブログが多かったのですが、これも変わってきています。芸能人から読者モデル。そして、インスタグラマーや、ユーチューバー、LIGなどの企業のブログなどと対象が変わってきています。BtoBビジネスの広告などでは、非常に有効な広告となってきています。

広告料金形態は、表示回数保証、掲載保証、クリック保証
広告費用は、1記事で、数十万円というのが多いです。
広告効果は、特定ジャンルへの認知拡大、販売促進

参考:LIG 台東区上野発のWeb制作会社、世界へ
https://liginc.co.jp/blog

番外編:アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、番外編です。テキスト、バナー、動画、なんでも、露出の方式は多数あるからです。

広告の料金形態が、成果報酬(申し込み単価でいくら)となるためです。

利用方法としては、認知拡大か、販売促進で活用できます。実際に多くの広告が出稿もされています。

アフィリエイト広告については、詳細を以下の記事でまとめています。

アフィリエイト広告 とは ? 広告主ならコスパが強みのインターネット広告

アフィリエイト広告は、コストパフォーマンスでは、最強のweb広告です。

活用しない手はありませんよ!!

参考

まとめ:web広告の種類

web広告の種類は主だったところで7つあるわけですが、イメージはつきましたでしょうか?

考えてみてください。もう2兆円市場となったweb広告です。すぐには覚えきれないと思います。

新しいweb広告もどんどん出てきます。この機会に、web広告を学ぶことで、より効率のよい販売促進につながるよう、いろいろと学んでみてはいかがですか?

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