最近、AI(人工知能)の話題が増えてきています。実用化に耐えられるものが増えてきたからなんでしょうね。
チャットボットもその1つです。
今回ご紹介するIFRO(イフロ)は、会話型ユーザーインターフェースなので、チャットボットにもできるツールです。
無料で試すこともできるので、どれだけ簡単にチャットボットが作れるかを試してみるのもいいかもしれません。
チャットボットも作れるIFRO(イフロ)とは?
IFRO(イフロ)は、チャットボットも作れる会話型のインターフェースツールです。
IFRO(イフロ)は、パルスボッツ株式会社(本社:東京都目黒区)が、2019年7月4日にリリースしたサービスです。
IFRO(イフロ)はチャットボットだけではなく、アレクサなどで話題のスマートスピーカーやロボットに対応する会話型ユーザーインターフェイスです。
ちなみに、Echo&アレクサ。TV-CMでもおなじみになってきましたね。
IFRO(イフロ)は、あらかじめパルスボッツ社などが作成したテンプレートを利用することで、簡単にチャットボットなどを作れます。
本当に専門的な知識は不要で、サクッとできました。
あとで、レビュー、感想は記載しますね!
IFRO(イフロ)の利用イメージ
IFRO(イフロ)は会話型のインターフェースなので、チャットボットとして、以下のような利用シーンで活躍してくれます!
問い合わせ&顧客サポートのチャットボット
FAQや問い合わせなどの情報をテンプレートにあわせて作ると、
簡単にウェブサイトのユーザビリティを上げることができます。
これを応用したのが、業務のQ&Aでの活用パターンです。あの書類は、どこのフォルダに入っているの?などを、人に聞かなくても済むようになります。
定型のPCサポートなども、これでデータを作っておけば、簡単に、チャットボットが回答をしてくれるようになります
接客や案内、受付ロボット
チャットボットの使い方ではなく、店舗やオフィス、イベント会場などで、入り口付近にロボットを置いておくだけで、案内をしてくれます。
音声に応じた受付や接客の対応をしてくれます。
IFRO(イフロ)はそういった使い方も可能なんです!
ECでの相談窓口
商品数が多いECサイトの場合、有効なツールで、チャットボットのような形式でもいいですし、SNSのメッセージ機能(LINE、Facebook Messenger等)を利用してもできます。
消費者に質問を投げかけつつ、選択をさせて、最適な商品をレコメンドするのです。
これによって、ユーザーの興味関心にあったものを紹介できるため、CVR率があがるわけです。
IFRO(イフロ)の主な機能
IFRO(イフロ)の主な機能で、最大の特徴はテンプレートです。
ストアというメニューから、テンプレートを選んで、自分のコーナーに持ってくるだけです。ただ、それだけで、チャットボットができたりします。
テンプレートは、たくさんあります!ざっとみて、100以上(2019年7月4日時点)。
- 資料請求
- 天気予報
- 受付
- 問い合わせ対応
- 会社概要
- クイズ
- 資料管理
- Q&A
- ユーザー情報のヒアリング
などなど。
さらにテンプレートについて書くと、業種ごとのテンプレートもあります。
業種は、製造、エネルギー、情報通信、運輸・郵便、卸売・小売、金融・保険、不動産、宿泊、飲食、生活・娯楽、教育、医療・福祉、公務、広告・販促、など
本当に多岐にわたっています!
ちなみに、もう1つ、いいな!と思ったのが、同義語。
たとえば、怒っているときのフレーズなどがリスト化されています!
イラつく、ムカつく、腹が立つ
などのフレーズがまとめられたリストとして保管されています。
この機能は、とても便利ですね。
同義語として登録することで、チャットボットの分岐条件やランダム発話に使用することができるわけです。
IFRO(イフロ)の料金
機能豊富なので、高そうだと思いますが、オトクなんですよね!
- 無料プランでお試し
- BASIC(月額 ¥5,000)
- STANDARD(月額 ¥50,000)
- PREMIUM(月額 ¥150,000)
アクティブユーザー数によって料金は変動するようです。
2020年2月17日からは、新プランも登場しました。
- ボット数(スキル数/設置数)無制限、
- ユーザー数(メッセージ数/コール数)無制限
月額15,000円のプランをスタート!!
既存のSTANDARDプランの、新しいバージョンだそうです!!
IFRO(イフロ)を試してみた!感想
さっそく試してみたので、その手順や流れを書いておきます。
IFRO(イフロ)にアクセスして、無料登録。
メールアドレスと、ID、PW、表示名の登録くらいで、メール認証ができれば、無料プランはすぐに使えました。
そして最初の画面は不明だったのですが、ストアから、テンプレートを探して、保存ボタンを押すと、簡単にチャットボットが作れました。
あとは、ここに情報を自分で追加していくだけ!
というかんじですね。
ホームページへの導入もタグを貼り付けるだけ!みたいなので、すごく簡単です。ここは従来どおりですね。
IFRO(イフロ)の新機能:LINEでも使用可能に!
2019年11月15日にリリースが出ていました。
「IFRO(イフロ)」の新機能は、LINEへの対応です。
LINEの提供するMessaging APIで、「IFRO(イフロ)」で作った会話をLINEでも使用できるようになりました。
これによって、飲食店やECサイトなど、予約や問い合わせ等が必要なサービスで、LINEチャットボットを導入することができるようになりました!
これは便利ですよね。
ちなみに、LINEの提供するMessaging APIは、ユーザーへの一方的なメッセージ配信だけでなく、配信ユーザーの絞込みができたり、メッセージを送り分けができるようになるサービスです。ユーザーの同意があれば、企業のデータベースや自社システムと連携させ、CRMや、会員登録の利用も可能になります。
IFRO(イフロ)の運営会社
IFRO(イフロ)の運営は、パルスボッツ株式会社がしています。
この会社は他にも
ネモフ(nemoph)という会話型のぬいぐるみ?を販売しています
https://nemoph.ooo/
パルスボッツ株式会社
コーポレートサイト
https://palsbots.net/
出典:PRTIMES
【専門知識不要】5分で簡単にチャットボットが開発できる!パルスボッツ、会話型ユーザーインターフェイス「IFRO(イフロ)」の提供を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000017734.html
▼関連情報として、無料で有名なチャットボットサービスのご紹介!