ぐるなびさん、すごい攻めてますよね、2018年になってから。Google Maps上でお店予約まで完結できる「Googleで予約」や楽天との資本業務提携。食べログとの差をどんどん埋めていっていますよね。
そんなぐるなびさんが出したのは、「SmartNews」での広告コンテンツ配信サービス。新しい飲食店向けの広告ですね。
厳選した飲食店を「SmartNews」から予約可能。「SmartNews グルメガイド Ad」
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区)は、スマートニュース株式会社(本社:東京都渋谷区)と提携し、新広告サービス「SmartNews グルメガイド Ad」を2018年12月3日に開始。
要は、スマートニュース上でのレストラン広告の配信サービスですが、仕組みが、実にアドテクノロジーを活用しています。
SmartNews グルメガイド Adとは
スマートニュースの広告の仕組みを活用し、ぐるなびが持つ多様で良質なグルメ情報を提供していく広告です。スマートフォン向けニュースアプリ「SmartNews」のグルメチャンネルに、ぐるなび加盟レストランの広告が出るようになります。レストランなどのクライアントは、コンテンツなどのPRでの活用もできそうですよね。
この広告枠は、ユーザーの性別やエリア、時間帯によって、表示するグルメ情報の出し分けができるため、属性配信型の広告枠になるのです。
日ごと、時間帯ごとに1日3パターンでテーマを表示させて、コンテンツの変わったかんじも表現していくそうです。また、グルメガイドページ内では、そのテーマで絞り込まれた店舗情報と、店舗に紐付く記事コンテンツの一覧を表示。さらに、テーマに加えてエリアでの絞り込みが可能なので、登録不要で、スマートニュース内ですぐに使えます。もちろん、ぐるなび経由で予約ができます!
スマートニュース株式会社
http://about.smartnews.com/
スマートフォン・タブレット向けニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」は、すでに日米3,500万ダウンロードを超えるモンスターアプリ。千鳥さんのTV-CMなども好評なんだとか。
飲食店向けのネット広告商品ということで、価格は、調整しながらなんでしょうが、仕組みとしては、ステキですよね!
スマニューなら、コンテンツのように見えるので、ネイティブなイメージで、広告をクリックされる方もいるでしょう!
考察:スマートニュースの広告枠で属性配信ができるメリット
スマートニュースは記載したとおり、非常に多くのアクティブユーザーを持つアプリ。ブロードで、広告を配信できるので、そこは強いですよね。また、スマートニュース側で、ユーザーの性別やエリアなどのデータを区分けした属性配信ができるのも便利ですよね。
ただ、DSP広告と比べると、少し見劣りはします。スマートニュースのメディア属性が比較的高収入なのを考えるといいかもしれませんが、DSP広告のようなリターゲティングはできないので、どちらかというと、全国のチェーン店さん向けかもしれません。
そうなると、クーポン系のコンテンツと大差がなくなりますよね。むしろ、ビールや御酒メーカーさん向けなのかもしれませんね。このあたり、セグメント精度が高くなればなるほど、有効性は高まると思います。
参考 ぐるなび プレスリリース ぐるなびとスマートニュースが提携
https://corporate.gnavi.co.jp/release/2018/20181203-018921.html