【最適化】Google 広告 スケジュール設定方法 ターゲット別おすすめ時間

ネット広告担当者の方、Google 広告 の 広告配信時間の設定していますか?

ユーザーの広告を見るタイミングによっては、広告を見て、アクションできるかどうかが変わってくるので、広告の配信タイミングは重要ですよね。

特に、ECサイトなどであれば、コンバージョンを求めているケースが多いので、広告を見てから、LPへ遷移して、商品を買い物かごにいれて、カートページに行き、ログイン、あるいは、会員登録をして、決済をして・・・

サラリーマンが、朝の通勤のタイミングに、広告を見たら、なかなかすぐには買い物はしませんよね。でも、これが、主婦向けの商品なら、話は別ですね。主婦は、子供や夫が外出してからは、買い物ができる時間になります。

ロジカルに考えて、こういう部分は明確です。ということで、広告を出すタイミングの最適化も重要なのです。

そこで、この記事では、運用型広告である、Google広告のスケジュール設定方法や、その機能について解説しつつ、ターゲット別のおすすめ時間をご紹介します。

Google広告 スケジュール設定 できること

Google 広告 ヘルプ
広告のスケジュール設定について
https://support.google.com/google-ads/answer/2404244?hl=ja

Google広告のスケジュール設定は、google ads管理画面で設定したスケジュールに基づいて、広告配信のオンオフや、広告を買う単価の調整ができます。スケジュールの設定は、15分単位で行えるようになっています。

これは、リスティング広告(検索キャンペーン)、DSP広告(ディスプレイキャンペーン)、どちらでも共通になっています。

Google広告のスケジュール設定によって、

  • 土日は広告を配信しない
  • 夜中、早朝は配信しない
  • 12-14時のランチタイムは、広告の入札単価を高くする

といったことが可能です。

つまり、商材のターゲットにあわせて、広告配信量の調整ができる便利な機能なんですよね。

スケジュールの設定は、キャンペーン単位で設定することが可能です。広告グループ単位ではありません。

なお、広告のスケジュール設定は、スマートショッピングキャンペーンでは使えません。また、自動入札を導入していると、Google広告 スケジュール設定の入札調整は使えませんので、覚えておいてください。

しかも、Googleのバグなのか、設定はできるように見えるのですが、結果的には、普通に配信されるので、誤って、上司やクライアントなどに報告しないようにしましょう。ただし、オンオフ機能は使えます。

またクリック数の最大化の設定については、スケジュール設定の機能を使えます。

Google広告 スケジュール設定 メリット

Google 広告 で スケジュール設定したときのメリットは、なんといっても、これによって、無駄な広告費を削減することができます。

最近のGoogle広告には、電話オプションの機能もあります。この電話オプション機能については、広告と一緒に電話番号が表示されます。それゆえ、電話がつながる時間に出さないと意味がないですよね。

電話オプションは、オプションとは言えないほど、アクションの確率があがります。BtoBサービスであれば、通常のCVの3~4倍は期待できるほどですが、そもそも、営業時間外であれば、当然、その効果は落ちます。

電話オプションでのCV獲得が多い場合、スケジュール設定は重要です。

Google広告 スケジュール 設定方法

Google広告 設定方法を解説していきます。

設定方法自体は簡単です。まずは、Googleアドの管理画面にログイン。

  1. キャンペーンを選択
  2. 広告のスケジュールを選択
  3. ペンのマークをクリック

あとは、広告を配信したい曜日と時間を選ぶだけです。

スケジュール設定は配信する時間を指定するものです。

つまり、設定する時間が抜けていると、
その時間は配信されないので注意してくださいね。

広告 スケジュール 設定例 を書いておきます。

  • 0:00~1:00 +50%
  • 1:00~8:30 設定なし
  • 8:30~12:00 0%
  • 12:00~14:00 +50%
  • 14:00~0:00 0%

というように、もれなく、時間が重なるように設定していくようにしてください。

そして、あるあるの注意点ですが、セグメントしすぎて、広告が表示されなくなる。。なんてことも当然ありますので、注意して下さいね。

以下のyoutube動画でも、Google広告管理画面で、スケジュールの設定方法について、解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Google広告 配信ターゲット別 おすすめ時間

スケジュール配信方法を解説したので、ターゲット別に、おすすめの配信時間について解説していきます。もちろん、このへんは、Google広告に限っての話ではありません。facebook広告でも同じですね。

学生向け 商材 おすすめ配信時間

大学生、高校生向けの商材であれば、配信時間のおすすめは、以下です。

  • 16時まで、広告配信オフ
  • 16時~22時まで 広告配信
  • 23時~2時まで +50%
  • 2時~3時まで ー50%

というかんじです。

夜型の方が多いので、そういうかんじで広告配信設定するのをおすすめします。学校があるので、学校時間は、広告を出さない方がいいでしょうね。

企業向け Google広告配信スケジュール

企業向けの商材は、原則営業時間が中心です。理由は、電話オプションです。電話オプションが効く、自社の営業時間帯のみの広告配信がおすすめです。

  • 営業時間帯のみ広告配信
  • 平日の夜間、休日は、配信しない。

というのが、企業向けソリューション BtoB商材の場合の原則の配信スケジュールです。

ただし、飲食店や、美容室、美容サロンなど、土日祝営業の企業向けであれば、弱めに、広告配信の設定をしておくのも1つの手です。

ウェディング 結婚式場 墓地 相続

上記のカテゴリの商品の場合、意外と、土日祝の配信を強める!というマーケティング手法もあります。

なぜなら、人が話し合って、決めるケースが多いため、土日祝の平日、夜20時くらいまでをターゲットに広告配信を強化してみるイメージですね。

スケジュール設定 で 広告の単価を下げて配信する方法

意外と知られていない方法なので、お伝えしておきます。広告スケジュールの設定でも、クリック単価や、imp単価を下げて、広告を配信する方法があります。

それは、人気のない時間帯でのみ、広告を流すという方法です。

たとえば、21時~早朝6時。

わかると思いますが、法人向け商品の場合は、この時間に広告配信のボリュームは下げられます。その結果、広告配信の競争相手が減ります。

結果的に、Google広告でも、掲載枠を、安いクリック単価、imp単価で入札できるようになります。

要するに、少ない予算でも、広告の掲載順位を上位にすることができて、結果的に、クリック率を高め、広告経由のCV獲得につなげられる、という方法ですね。

まとめ Google広告 手動配信なら スケジュール設定 で コスト削減 効率化!

いかがでしたでしょうか、Google広告のスケジュール設定。

いろいろと機能があるようで、ないのが、わかったかもしれません。

自動入札だと使えなかったり、スマートショッピングキャンペーンでは使えなかったりしますが、Google広告のスケジュール設定は、コスト削減 広告予算 の 効率化には、重要な設定方法です。

ターゲットとなる消費者の生活行動を想定しながら、しっかりと設定しましょう。

また、BtoB商材の場合、電話オプションの活用とセットで考えていきましょう。Googleのスケジュール設定で、無駄なコストを減らせば、CV獲得の最適化につながるはずです。

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