日本で、ビジネス系SNSといえば、facebookのイメージが強いですが、最近では、フェイスブックだけではなく、リンクトイン(LinkedIn)も利用している企業が増えてきています。
もちろん、ビジネス利用は、Facebook以外にも、TwitterやInstagram、tiktokなど、いろいろと増えているのですが、リンクトイン(LinkedIn)は、ビジネスSNSの王道も王道のツールです。
しかし、リンクトイン(LinkedIn)は、知名度が低いイメージがありますよね。そこで、この記事では、リンクトイン(LinkedIn)の啓蒙もかねて、世界で最も有名なビジネスSNSであるリンクトイン(LinkedIn)について、リンクトインとは? LinkedInの機能、基本情報、企業が利用する際に、無料でできることや、広告など、リンクトイン(LinkedIn)について、解説していきます。
リンクトインとは
リンクトイン 公式ホームページ 日本版
https://jp.linkedin.com/
リンクトイン(LinkedIn)とは、世界最大級のビジネスSNSです。
本名で登録するタイプの実名型のSNSです。
世界では、2020年3月時点で、約7億アカウント、MAU(月間アクティブユーザー数)は、3億3,000万人というとてつもないサービスです。
ただ、日本では、会員数は200万人くらいですが。
日本にも、2010年ごろから普及し始めていました。最近は、インスタグラム、ツイッターの勢いなどに押されていますね、日本では。
そして、リンクトイン(LinkedIn)は、多くの人が、間違えています。
- 読み方× リンクドイン
- 読み方〇 リンクトイン
LinkedInの読み方は「リンクドイン」ではなく、リンクトインになります。
日本法人はリンクトイン・ジャパン株式会社です。リンクドインではない証拠ですね。
リンクトイン 基本情報
リンクトインは、アメリカ生まれのビジネスSNSです。
リンクトインは、2003年からサービスインしています。
設立者は、リード・ホフマン。
リードホフマンは、PayPal創設メンバーです。
リード・ホフマンの書いた「Blitzscaling」は有名ですね。ビジネス書として、非常に人気があります。
リンクトインは、今では、マイクロソフトの保持するサービスになっています。これは2016年に買収されたからです。
当時マイクロソフトは、Facebookや、Google、アップルに相当おされていましたからね。sns媒体が欲しかったんでしょうね。
こういう経緯で、仕様なども、いろいろと改良されて、リンクトインは、変化していっています。それゆえに、昔やっていたけど、アカウント放置しているユーザーも多いかもしれませんね。
ただ、2020年になって、また、国内での利用者は増加傾向にあります。
LinkedIn ユーザー数 は?
リンクトインは、2021年2月時点で世界の登録ユーザー数は7億4000万人を突破。ものすごい人数のユーザーを抱えています。
LinkedInは、世界200以上の国と地域に7億5,600万人のメンバーを有する世界最大のプロフェッショナルネットワークです。
引用:LinkedInについて
https://about.linkedin.com/ja-jp
ユーザーでその登録人数が多い国のランキングです。
- アメリカ 1億7,000万人
- インド 6,500万人
- 中国 5,000万人
- ブラジル 4,200万人
- イギリス 3,000万人
上記が、リンクトインのユーザーの多い国ランキングです。
英語圏だけではなく、中国でも、ユーザー多いのは、面白いですよね。
このランキングにはいないですが、インドネシアでも、ユーザー数は増えていってます。
リンクトイン ユーザー属性
リンクトインは、とにかくユーザーの質がいいということで有名です。
若手のエンジニアや、経営者層も多いです。
また、働いている企業の業界を見ると、やはり、IT業界、金融業界のユーザーが多いとされています。
一番多いユーザー層は、30代~50代。ビジネスsnsだからですかね!
男女の差はあまりありません。
若干、男性が多いくらいだそうです。
LinkedIn(リンクトイン) 無料版 できること
さて、リンクトインを法人が活用する際、まずは、無料でどんなことができるのでしょうか?ビジネスSNSだから、会社紹介などはお手の物です。
法人、企業向けの機能について列挙すると、
- 会社ページ作成
- スライドシェア(資料スライド)
- つながり
- コンタクト
- 足跡
という機能があります。
1つずつ、個別に機能を解説します。
リンクトイン 会社ページ
リンクトインにも、facebookページのような機能があり、そこで、会社ページを作ることができます。
機能は、個人アカウントと同じです。
リンクトイン SlideShare
SlideShareの機能は、パワーポイントなどの資料をスライドショー形式で公開できる機能です。
このスライドシェアの機能で掲載した資料は、見るだけなら、リンクトインのアカウント登録、ログイン、どちらも不要になっています。SNS以外でも使えそうな機能ですね。
つながり機能
ツイッターなどでいう、フォロー、フォロワーの機能ですね。
コンタクト
フォロワーに対して、メッセージを送信できる機能です。
フォロワーのフォロワーに対しては、メッセージ送信できません。
直接フォロー、フォロワーの関係にならないとですね。
足跡機能は、簡単に、会社ページを見てくれた人の足跡をチェックできる機能なので、さくっとご紹介するにととめます。
リンクトイン 採用 活動 利用 が 有名
リンクトインは、上述の通り、利用者の質が高いので、採用活動での利用が有名です。ツイッターなどで、リンクトインで検索すると、採用活動利用についての投稿をたくさんみれます。
高スキル人材の採用などに有効な一手といえましょう。
ちなみに、2021年5月27日時点では、無料で、求人情報ページを作成可能です。
この機能は、求人情報をインディードのように、テキストで記載する機能です。
会社ページを作っていれば、さくさくできますので、ぜひ、活用してみてください。
リンクトインの公認クリエイターとなっている松本氏は、人事、採用関連についてのリンクドインの効果的な使い方について、解説してくれています。
リンクトインによるプラス効果をガッツリ受けた方ならではの視点なので、とってもわかりやすいですよね!成功事例を学べる動画です。
リンクトイン 広告 も おすすめ
実は、最近耳にしてくるようになったのが、リンクトイン 広告です。
ここではリンクトイン広告のメリットや、機能などを、簡単にご紹介します!
リンクトイン広告のメリットは、
- ターゲティングセグメントが詳細
- ユーザー情報が正確
というのが、大きなメリットです。
リンクトインは、登録情報を偽ることについて、結構寒い目で見られるツールです。そのため、登録情報の精度が高いとされています。
そして、上記の登録情報をもとに、
リンクトイン広告は、高い精度で、広告を配信するターゲットユーザーのセグメントが可能です。
以下、セグメント例です
- 性別
- 年齢(18-24歳/25-34歳/35-54歳/55歳以上)
- 場所(国、地域、都道府県)
- 所属会社名
- 業種
- 規模
- スキル
- キャリア
- 役職
- 職務
- 学歴
- 専攻、学位
- リターゲティング
また、最近トレンドの、アドレサブル広告も可能です。
まとめ リンクトイン これから日本でも伸びる?
いかがですか?リンクトイン
基礎知識、基礎情報などから、リンクトインについて、知識が増えたはずです。
まずはlinkedinの個人アカウントを作ってみて、基本機能を試してみませんか?
ビジネスSNSは、これから日本国内でも利用が増加していくと思います。
特に、フェイスブックではなく、リンクトインを使いたいというアーリーアダプターの応援もあって、伸びていく市場にもなるでしょう。
便利な機能もあり、無料でもリンクトインは活用できるので、中小企業のオーナー様など、ぜひビジネスに有効活用してみてください。