私は、webコンサルティング、ホームページ制作、システム開発、web広告の運用などをしています。それゆえ、たまに、webマーケティングの素人の方から、いろいろな質問を受けます。
その中で、問題の核心をついているな!と感じる質問などもあります。
先日、名古屋の会社の方から質問されたのが、
「今から、コンテンツマーケティングを始めても、検索エンジンから集客できますか?」
という質問でした。
今回は、こちらについて、まとめながら、解説していきます。
ちなみに、私の答えは、YES。
検索エンジンから、集客はできる!というものでした。
今からコンテンツマーケティングを始めても、web集客はできる
コンテンツマーケティングは、因数分解すると、こんなイメージです。
コンテンツ
+
webサイトのコーディング、制作
+
ターゲットとする検索キーワード選定
上記によって、効果が変わってくると思います。
もちろん、Googleのコアアルゴリズム、検索ロジックにも左右されますが、まだまだ、コンテンツマーケティングによる集客は、できると思っています。
理由は、Googleが、検索エンジンであるからです。
検索エンジンは、検索キーワードに対して、最適な答えを検索結果として、回答するものです。
それゆえ、質問に対する的確な答えとなるコンテンツを用意していけば、いいのです。
無数に、質問は増えていきます。
人間が使っていますから。
それゆえ、まだまだ、コンテンツマーケティングをしていく価値はあります。
また、SEO対策の主流は、コンテンツマーケティングといわれます。
以下、その情報をまとめていますので、ご覧ください。
2020年6月現在 SEO対策 方法 は、コンテンツマーケティング
メーカーのwebサイトを見ているとわかります。
多くのホームページが、2020年6月現在では、コンテンツマーケティングをしています。
カルビー、ロッテ、味の素、エプソン、サントリー・・・などなど
日用品メーカーだけでなく、BtoB向け製品のメーカーでも実施しているコンテンツマーケティング。
これは、主に、検索エンジンからの集客のため、実施していると考えられます。
SEO対策としてコンテンツマーケティングを行うことで、得られるメリットはいろいろとありますが、大きなところでは、以下の3つだと思います。
- 定常的にGoogle、Yahoo、BINGからのアクセスを得られる
- 潜在顧客へのPRが可能
- 広告コストがかからない
このうち、1番は、大きな企業のwebサイトほど、この定常的に、アクセスを獲得できる、という効果をかみしめられると思います。
2番は、コンテンツマーケティングの定番的なPR文句ですね。
潜在顧客へのリーチができる!というものです。
ここでいう潜在顧客とは、自社の商品名やサービスを知らない顧客?だけではなく、ただ、キーワード検索をしてくれない顧客?を指していることも多いので、説明がしにくいケースも多いですが。
最後の広告コストがかからない、というのは、純粋な広告費用のことです。
リスティング広告やTV-CMのように、広告費を計上しなくてもいいのですが、コンテンツマーケティングの場合、コンテンツを作る費用はかかります。
ただ、多くは、テレビ広告ほど莫大な費用はかかりません。
しかし、リスティング広告と同じくらいの月額費用はかかったりしますね。
さて、1つ目の定常的にGoogle、Yahooといった検索エンジンからアクセスが見込める件については、簡単に追加解説します。
大きなwebサイトほど、SEO対策の恩恵は大きい?
このお話は、大手企業や、大きいwebサイトの運用をしたことのある人しかわからないと思いますが、実際、SEO対策をして、検索エンジンからの流入が大きくなると、よくわかってくるはずです。
というのも、大きな企業のwebサイトの場合、致命的なことをしない限り、急激に、検索エンジンでの集客数が落ちることは、そんなにないからです。
もちろん、1つ2つのキーワードでの、上位表示は変動するでしょう。
しかし、全体でみると、そこまで大きな落ち込みは少ないです。
むしろ、大量のページを持っていることで、あるキーワードでは落ち込んでも、ほかのキーワードで上位に表示されることすらあります。
ただ、SEO対策に詳しい方なら感じると思いますが、それにしても、キーワードの選定が問題にはなります。
いくら検索結果で上位表示されても、そもそもキーワードの検索数が少なければ、アクセス数は落ちるはず!
しかし、大手企業の場合、いわゆる、ビックキーワードなどでも上位表示されることが多いため、意外と、ここの影響も少ないことを感じます。
コレしかない! SEO対策 方法 3つ
2020年6月現在、SEO対策の方法は、主に以下の3つです。
- 内部SEO対策
- コンテンツ制作
- 外部リンク設置(被リンク獲得)
本当の意味でのコンテンツマーケティングは、この3つを行えるようにしていくwebマーケティングの方法です。
それゆえ、コンテンツマーケティングは、SEO対策の主流となっているのです。
1つ1つ解説していきますね!
内部SEO対策
内部としているのは、ホームページ内部で行うSEO対策のことをさして書いています。
社内、という意味ではありません。
内部SEO対策といえば、以下のことを指します。
- レスポンシブデザインへの変更
- 内部リンクの充実化
- 構造化マークアップ
- js、CSSの記述方法変更
- 画像の軽量化
- HTML化
などが主なところでしょうか?
最近は、ワードプレスを活用することで、
- レスポンシブデザイン
- 内部リンクの充実化
- 構造化マークアップ
が一気に実施できるため、ワードプレスでのホームページ制作をしていく企業も増えています。
コンテンツ制作
コンテンツとして、webページを増やしていく方法です。
コンテンツについては、以前にも解説しましたが、
- インフォグラフィック
- グラフ
- 表
- 記事(エビデンス付き)
- 動画
- 音声
- システム(XX診断、など)
がありますね。
コンテンツを作れば作るほど、ページ数は増加します。
結果的に、検索エンジンでの掲載される可能性は高まります。
SEO対策になるのは、目に見えてわかるかと思います。
外部リンク設置(被リンク獲得)
2020年5月時点で、SEO対策について知見のある方なら、絶対やらないSEO対策方法が、外部リンクの購入でしょうか。
なぜなら、Google ペナルティ を くらう可能性があり、ペナルティを食らえば、webサイト自体が、検索結果に表示されなくなるからです。
つまり、Googleの検索エンジンからの集客が0になってしまうかもしれません。
SEO対策を商売にしている企業の中には、成果報酬で、SEO対策の費用をもらう会社がいます。
特定キーワードで、検索結果の10位以内に入ったら、1日いくら?というものです。
この成果報酬の場合、SEO対策の会社によっては、
外部リンクを購入して、リンクを張っていく
という方法で、順位を上げようとする場合もあります。
この方法は、Googleからペナルティを食らう可能性が高いです。
絶対にやめた方がいいです。
しかし、被リンク獲得自体は、別に悪いことではありません。
正しくは、XXについては、このサイトを見てください!
などの
参考リンクとして、被リンクを獲得していければいいのです。
そのためには、コンテンツマーケティングで、いいコンテンツを作っていくことが重要で、それ自体が、価値を高めていく施策になっています。
ターゲットが入力するであろう検索キーワードの選定を間違えずにコンテンツを作っていけば、被リンクの獲得も進むはずです!
まとめ:コンテンツマーケティング、まだまだSEO対策の主流
上記のように、検索エンジンからの集客の方法は、コンテンツマーケティングが主流になっています。
そもそも、SEO対策の方法は
- 内部SEO対策
- コンテンツ制作
- 外部リンク獲得(被リンク獲得)
しかないので、
この3つを行える、コンテンツマーケティングの価値は高いです。
検索キーワードを意識して、ホームページを制作していけば、集客効率も高まります。
横道に反れているように感じるかもですが、
コンテンツマーケティングは、web集客の1つの方法として、
いつから始めてもいい施策だと思っています!