かつては、「LINE@」(ラインアット)という名前で呼ばれていたのが、「LINE公式アカウント」。2019年4月18日にサービス統合し「LINE公式アカウント」という名前になっています。
そんなLINE公式アカウントについて、まとめてみました。
- 1 LINE公式アカウントとは
- 2 LINE公式アカウント 簡単な使い方:リアルタイム性のある告知
- 3 LINE公式アカウントの機能
- 4 LINE公式アカウントはメッセージの一斉送信ができる
- 5 LINE公式アカウント 1対1のトークも可能!chatサービス
- 6 LINE公式アカウントなら、自動応答メッセージも可能
- 7 LINE公式アカウント ホーム投稿、タイムライン投稿
- 8 タイムライン投稿なら、お友達ではなくても、LINEユーザーにPR可能!
- 9 LINE公式アカウント PRページでクーポンが作れる
- 10 LINE公式アカウント ショップカード
- 11 LINE公式アカウントの料金
- 12 認証済みアカウント、未認証アカウントの違いは?
LINE公式アカウントとは
LINE公式アカウントは、企業や店舗のLINEアカウントを開設できるサービスです。
LINE公式アカウント公式サイト
https://www.linebiz.com/lp/line-official-account
LINE公式アカウントの無料アカウント開設ページ
https://www.linebiz.com/jp/entry/
LINE公式アカウントは、要するに、ビジネス向けアカウントで、国内の約8,000万ユーザー(2018年12月時点)に対するリーチ力が武器になっているサービスです。
LINE公式アカウントは2019年1月時点までに300万件以上のアカウントが開設されているので、非常に多くの会社、サービス、店舗にて活用されているサービスなんです。
LINE公式アカウントのアカウントを作るだけでは、もちろんプロモーションにはなりません。LINE公式アカウントの運用や使い方が重要です。
LINE公式アカウント 簡単な使い方:リアルタイム性のある告知
LINE公式アカウントの一番簡単な使い方は、タイムセールを企画して告知する際に活用するというものです。それも、LINEを活用する最大のメリットとなるリアルタイム性のあるものがいいですよね。
簡単な使い方としてあげた、リアルタイム性のある告知の具体例です。
雨の日セール:10%OFF
雨の日の来店が少ないと思ったときに、顧客向けに、LINE公式アカウントで、10%OFFの告知をする、などは、わかりやすいし、使いやすい企画ですね。
この場合、webページなどを作る必要もなく、画像で、1枚、雨の日セールで、10%OFFなので、来店してください!みたいなものを送る、などが簡単ですね。
ちなみに、この手のリアルタイム性のある告知の場合、利用できるのは、ローカルビジネスですね。たとえば、小売店や居酒屋、レストラン、宿泊施設、エンタメ施設、レジャー施設、駐車場とかですね。
事前に、顧客にお友達登録をしてもらうことがマストですが、タイムライン投稿などを活用することで、お友達以外にも、キャンペーンを知ってもらうことは可能です。
上記のようなローカルビジネスの場合、店舗があると思うので、店内で友達登録を促進しておくといいですね。
そのために、QRコード付きポスターやPOPを作っておいておきましょう。
LINE公式アカウントの機能
具体的に、LINE公式アカウントの機能について、ご紹介します。
LINE@のときは無料プランは機能に制限がありましたが、今は、どのプランでもすべての機能が利用可能になりました(2019年6月10日時点)。
LINE公式アカウントはメッセージの一斉送信ができる
登録済みの友達全員に同じ内容のメッセージを一斉送信可能です。
先ほどの、雨の日キャンペーンは、この機能を活用したものです。
無料プランの場合、1ヶ月に発信できるメッセージ数が1,000通までですが。
この1,000通の計算は、100人に1通送れば100通、100人に10通送れば、1,000通となります。もちろん、無料プランにしなければいいのですが。。
LINE公式アカウント 1対1のトークも可能!chatサービス
Lineの通常機能ですね。チャットができます。
複数のユーザーを含んだグループチャットも可能になりました。
LINE公式アカウントなら、自動応答メッセージも可能
相手のメッセージ内に特定のキーワードがあった場合、それに合わせて返信するメッセージを変えるなど、細かな設定が可能な自動応答メッセージ機能。
たとえば、「電話がつながらない」とお友達から来た場合、「申し訳ありません。何番におかけしましょうか?」などの回答も自動で回答できます。
LINE公式アカウント ホーム投稿、タイムライン投稿
ホーム投稿は、自社アカウントのホーム(プロフィールや投稿を確認できる場所)と、友達登録してくれたユーザーのタイムラインに情報を掲載可能です。
タイムライン投稿なら、お友達ではなくても、LINEユーザーにPR可能!
そしてLINE公式アカウントの管理画面では、ホーム投稿のPV数やいいねの数を知ることができます。もちろん、友達やブロックされた数を確認することもできます。
LINE公式アカウント PRページでクーポンが作れる
LINE上で使用できるクーポンが作成できます。作成したクーポンはメッセージ・タイムラインなどで配信・投稿が可能。
また、ホームページへのリンク、電話番号、写真などを使って店舗やサービス、商品をアピール可能です。なお、管理画面でクーポンの開封率も確認できます。
LINE公式アカウント ショップカード
LINEショップカードで、ポイントカードが作れます。
フリープランで運用するのはつらいですが、必要ポイント数、達成時の特典、有効期限などを設定できます。
商品購入やサービス利用・来店などで、デジタルのポイントを発行できるので、とても便利です。facebookなども、こういう機能があったほうが良かったと思います。
LINE公式アカウントの料金
LINE公式アカウントには、3種類のプランがあります。
LINE公式アカウントはすべて、初期費用は無料です。
有料プランに切り替えた際の料金がメッセージ通数あたりの従量課金制です。
詳細は、料金プランページをご覧ください。
https://www.linebiz.com/lp/line-official-account/plan/
細かいことを言うと、料金プランは、もっとあるのですが、まずは、この3つだと覚えておいてください。
料金の支払いはLINEPayか各種クレジットカード、請求書払いのいずれかから選択可能です。
フリープランなら、月間で1000通まで、無料でメッセージ送信機能が使えますので、トライアルにいいですね!
LINE公式アカウントとはいえ、そもそも、お友達が少なければ、メッセージを出しても仕方ないですからね。
ちなみに、フリープランからライトプランやスタンダードプランへの変更はすぐ適用されるそうです。
認証済みアカウント、未認証アカウントの違いは?
LINE公式アカウントには「認証済み」と「未認証」という2種類のアカウントがあります。
未認証アカウントは、個人法人問わず誰でもとれるアカウントです。
基本的な機能は認証済みアカウントと変わりません。
認証済みアカウントは、LINE社の審査に通ることで獲得できます。
認証済みアカウントの特典は
- 認証バッジ付与(信頼性アップ)
- LINEアプリ内の検索結果に掲載される
というもので、
必要な情報を記載して送信するだけです。
審査はだいたい10日前後くらいなんだとか。