コンビニで、販売している、はずれなしのくじ。ご存知ですか。
必ず当たる!というのが触れ込みのくじで、基本、人気のキャラクターグッズがくじの商品になっている、くじ。
市場規模はかなり大きいものになっています。
約10年で300億円規模に成長した「一番くじ」
引用:ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/news/2029359/full/
2013年の記事で、300億円規模の売上げになっているので、いまでは、相当な大きな市場になっていることでしょう。
この、はずれなしのくじをオンラインで販売できるようにするシステムが登場しました。
その名も、クジーというシステムです。
クジーは、いわゆる、コンテンツさえあれば、ECストアとくじのシステムを提供してくれるサービスとなっています。
コンテンツを持っている企業、団体、芸能事務所、地方公共団体の方には、新しい収益源になるかもですね!
今回は、面白いビジネスモデルともなる「クジー」を解説します!!
「はずれ無しのくじ」のweb販売 クジーとは
クジー公式サイトwebサイト
https://kujii.jp/
クジーは、2020年3月4日にバーセタル株式会社(所在:東京都渋谷区)がリリースした、「はずれ無しのくじ」をインターネット上で販売できるシステムです。
オンラインで、はずれなしのくじを販売するという売り方が、今までのキャラクタービジネスとは、一線を画す仕組みになっています。
クジーのセールスポイントは
- くじというエンタメ性
- ECの利便性
なんだそうです。
確かに、くじの場合、買って、何があたるか!の面白さがありますからね。
しかも、クジーは、グッズに限らず、展開ができるそうです。
- 何かを体験する権利
- 宿泊券
- お食事券
といった商品をくじで販売できるんだそうです。
クジーを使ってネット販売するメーカーのメリット
クジーを使って、インターネットで、はずれなしのクジを販売するメーカーのメリットは、完全受注生産ということです。
クジーは、商品がくじ なので、実際の商品製造はくじ販売終了後でいいのです。
その結果、完全受注生産で、EC展開が可能になるんです。
つまり、メーカー、サプライヤー側は、余剰在庫を抱える必要がないんです。
その結果、
- 製造コスト
- 倉庫保管コスト
で無駄がでないという仕組みになっています。
また、従来のコンビニでの、くじ販売と異なり、オンラインでくじを販売する場合、仕入れの設定が簡単です。
くじの売り切れがないのです。
それゆえ、機会損失がなくなるわけですね。
つまり、メーカー、サプライヤー側のメリットは、
- 在庫をかかえる必要なし
- 機会損失なし
というコストメリットが大きいのです。
これは新しいビジネスモデルですね。
クジーを使うメリット
クジーを使わなくても、このようなオンラインで、くじの発売はできるでしょう。
しかし、クジーを使うメリットがあるのです。
それは、低コストで、オンラインくじストアができること。
初期費用0円~をうたっているのです。
くじシステム、サーバ構築、WEBサイト制作などの開店に必要な業務を
全てクジー側で対応もしてくれるんです。
さらに、運用もしてくれるそうです。
抽選プログラム設定もしてくれるんだとか。
クジーの主な機能
クジーの主な機能は以下になります。
- くじ抽選システム
- くじ専用ショッピングカート
- くじ専用ユーザーマイページ
- くじ紹介ページ *ランディングページ(LP)提供
- さらに、運用でのwebサイト更新
- 法的記載文言やメール文章の提供
- くじシステム、販売システムのサーバ環境などの構築
- CMSでの売上/注文情報管理
- カスタマーサポート支援
というラインナップです。
一部、システムではなく、運用ものも入っていますが、仕組み!という理解をすれば、機能としてありですよね。
クジーのデモサイト
クジーは、オンラインくじストアのデモサイトも提供しています。
クジーのデモサイト
http://stg.kujiplace.com/demo/
わかりやすいですよね。
クジーの運営会社は、バーセタル株式会社
バーセタル株式会社は、webなどの広告代理業などをされている会社のようですね!
アフィリエイト・サービス・プロバイダ バーネットを、成果報酬型アドネットワークサービスとして展開されているようです。
ほかにも、うたまっぷ という日本最大級の歌詞の無料検索表示サイトを共同運営されているんだとか。
バーセタル株式会社のコーポレートサイト
https://versetal.com/
出典:PRTIMES
「はずれ無しのくじ」がインターネットで販売できるシステム『クジー』の提供を開始。触って確かめられるデモサイトも同時公開。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000054036.html
まとめ:キャラクターやコンテンツ活用で化けるビジネスモデル
クジーは、くじのオンライン販売システムです。
従来のコンビニで販売されているような、一番くじビジネスみたいに、いきなり大きくは出ないかもしれないですが、仕組みとしては、面白いビジネスモデルになりそうですね。
ゆるキャラなどを使って、くじのオンライン販売をして、地方に還元していくストア展開なども面白いと思います。
また、ゲームのキャラクターなどを活用して、そのキャラクターをベースにした商品をくじで販売するのもありかな!とも思いました。
ただ、このような一番くじでも成長には、クオリティの充実さは要求されてくると思っています。
商品のクオリティをいかに高くできるか、ここは肝になってくるでしょうね。
催事場のイベントから300億円市場へ――バンプレスト「一番くじ」がヒットした理由
出典:exciteニュース クランクイン
https://www.excite.co.jp/news/article/Crankin_2238004/
他方、芸能事務所などは、肖像権がある分、ビジネス化しやすいかもですね。