博報堂生活総合研究所が、生活者が選ぶ「2020年ヒット予想」を発表。
2019年に注目された商品やサービス、コンテンツなどを生活者に提示し、「2020年以降、話題になりそう/人々の生活に普及・浸透していそう」なものを調査。
2020年の売れる商品予想
2019年10月29日「2020年ヒット予想のランキング」。もはや、商品ではないモノも多いですが・・・関連グッズとかは、発売されるでしょうけど。
- 東京2020オリンピック・パラリンピック 79.0点
- ドライブレコーダー 75.5点
- キャッシュレス決済 73.5点
- 高齢ドライバーの事故防止策 72.0点
- QRコード決済 69.0点
- AI(人工知能) 67.5点
- 5G(ファイブ・ジー) 62.5点
- 自動運転システム搭載車 62.0点
- 無人レジ、無人店舗 62.0点
- 熱中症対策商品 60.5点
- 消費増税 60.5点
- テイクアウト 59.0点
- ドローン 59.0点
- 外国人向けサービス 57.0点
- VR(仮想現実) 54.5点
- 廃プラスチック運動 54.0点
- フリマアプリ 53.5点
- おひとりさま用の商品やサービス 52.0点
- eスポーツ 51.5点
- スマートホーム、スマート家電 51.5点
- 副業 51.5点
- 終活 51.0点
- IoT(Internet of Things) 50.5点
- 働き方改革 50.5点
- プログラミング教育 50.5点
- 個人が配達するフードデリバリー 49.5点
- 資産形成、資産運用 49.5点
- クラウドファンディング 49.0点
- ポイ活 49.0点
- 時短家電 48.5点
ここから、うかがえることは、いくつかありますが、2020年の東京オリンピックは大きいですね。外国人向けサービスなどは、ここに依存していますし。
もうひとつ大きい流れが、IT系です。
去年にはない要素が、AI(人工知能)ですね。
ビックデータを2019年にためた?ということでしょうか。
そして、5G(ファイブジー)ですね。通信速度が速くなる。これはITにおいて大きな変化だと思います。
これも2019年にはなかった要素ですね。
着目点:2019年に比べると、商品よりも事象が多い2020年
2019年と比較するとわかりやすいのですが、2020年のヒット予想商品は、個人が購入するモノ、商品というよりかは、個人が参加したり、受動的に遭遇するイベントだったり、目に見えない技術だったりと、わりと、コトが多い気がしています。
これは、2020年が色々大きな動きが固まっているからだと思います。
ただ、よくみると、
- 時短家電
- 自動運転システム搭載車
- スマートホーム、スマート家電
のような去年からある便利アイテムは引き続き、ヒットしそうなんだと思われますね。
スマート家電の例としては、こういうのですね。アレクサとかは、TV-CMとかでも大活躍していますよね。
また、2019年同様気になったのは、食品が、ないんですよね。飽食時代ということでしょうか。個人に調査をしているのに、誰も、そこにはふれない、、、なにかあるのかもしれませんね。
博報堂生活総合研究所の提唱するキーワードは変化本番
2020年 ヒット予想のキーワードは変化本番だそうです。
2020年は
- 東京オリンピック・パラリンピックの開催
- 消費増税に伴うキャッシュレス化の推進
- 5Gの実用化
- IoT(Internet of Things)の実用化
- AI(人工知能)の実用化
こういった社会全体の変化がある年だからだそうです。
ちなみに2019年のヒット予想のキーワードは「ソーシャル・プラス」でした。
ソーシャル・プラスは、世の中の基盤を未来に向けてアップデートしてくれること、という定義で、表現されていたものですが、ソーシャル・プラスされたのは、ITが多かったということかもしれませんね。
QRコード決済などが上位にありますが、先日、楽天PAYがトラブルで決済できない、なんてこともありました。
twitterで、2つは、決済がないと厳しいよね、みたいなコメントも多くありました。
また、こんなコメントもありましたね。
楽天Payに続いてモバイルSuicaか。これだから電子マネーは嫌なんだよ。すべてを一つにまとめようとすると障害が起きた時に全てダメになる。だから現金と両立するってのも本末転倒でアホほくさいから電子マネー使ってないし、Suicaはカード派。まだまだ信用に足りんよ
— roropan (@roro_pan3) November 26, 2019
【答えあわせ】2019年のヒット商品の予想アイテムはヒットした?
ところで、博報堂生活総合研究所の2019年の売れる商品として、予想されていたアイテムは以下のものが主でした。
2018年11月1日時点での「2019年ヒット予想のランキング」です。
いったん、ベスト15位までにしておきます。
- ドライブレコーダー
- ドローン
- ワイヤレスイヤホン
- 宅配ボックス
- 自動運転システム搭載車
- フリマアプリ
- VR(仮想現実)
- QRコード決済
- 音声アシスタント
- レジなし店舗
- 時短家電
- 副業
- IoT(Internet of Things)
- お1人さま専用サービス
- インスタ映え
実際に、答えあわせとして、上のランキングから、本当にヒットしたかをみていくと、
2019年にヒットした商品としては、
- ドライブレコーダー
- ワイヤレスイヤホン
- 自動運転システム搭載車
- QRコード決済
- 音声アシスタント
というかんじでしたね。
ちなみに、付帯資料で、博報堂生活総合研究所さんは、2019年のヒット商品も、調査されていたようで、具体的にみていくと、
- 新元号
- 高齢ドライバーの事故防止策
- タピオカ
- 天気の子
- 熱中症対策商品
- ライブ配信
- イートインサービス
なども、2019年のヒット商品として、ランクインしていました。
参照リリース 博報堂生活総合研究所
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/74458/