Google Discoverというサービスをご存知ですか?名前は知らないけど、使っている、というユーザーも多そうですね。もともとは、Feed(フィード)というサービスだったのを、2018年10月に変更して、機能をアップデートしたものです。
Google Discoverとは
Google Discoverは、Googleアプリの機能で、アプリを見ているユーザーが興味関心を持つであろうと推測されるコンテンツをwebサイト、ホームページから、Googleが自動で集めてくれる機能です。
もちろん、choromeやGoogleでログインしているときの行動が、データ元になります。
- Web検索の履歴
- 位置情報
- 興味関心(ユーザーが訪れたページ、クリックしたページ)
もともと、Google Discoverは、2012年にGoogle nowとして誕生しました。当時は、そんなに話題になりませんでした。
そこで、Googleは、Google Nowをリブランディングしました。
2016年にGoogle Feedという名前に変更したのです。
しかし、この名称も、普及しませんでした。
そして、今は、2018年に変更したGoogle Discoverになっています。
Google Discover は、Androidや、iOSのスマートフォン端末、タブレット端末のGoogleアプリやGoogle.comで利用できます。
ブラウザで、google.comにアクセスして、検索窓のすぐ下に、記事がたくさん表示されると思いますが、これが、Google Discoverのサービスになっています。
ちなみに、私は、結構Google Discoverを見ています。使いやすいです。
検索することなく、自動で、情報を集めてくれるアプリのサービスです。Yahoo!がスマホトップページで出しているフォローと異なり、特に設定はいらないのが特徴ですね。
ちなみに、GoogleのホームページにもDiscoverの掲載は用意されていて、今後、この枠への露出は大きなSEO的な武器になると思われます。
Google Discoverへ掲載される方法
Google Discoverに掲載されるようにする方法は、Googleがヘルプ記事で解説しています。親切ですね!!日本語版です。
Googleのヘルプ記事 Google Discover
https://support.google.com/webmasters/answer/9046777
改めて記載をする必須タグや構造化データはなし、とのことで、もともとのGoogleにクロールされていれば問題ないそうです。
当然ですが、Googleのコンテンツガイドラインに沿ったコンテンツではないと、だめですが。
Googelのコンテンツガイドラインについても、以下から、ご覧いただけます!
ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
https://support.google.com/webmasters/answer/35769
また、そのコンテンツに、ユーザーが簡単にアクセスできるかも重要です。
Googleにクロールされていれば、検索結果にインデックスされているはずなので、
該当のコンテンツに、簡単にアクセスはできるようになっていると思います!
もう1点、Google ニュースのコンテンツ ポリシーを満たしていないと、Google Discover に表示されないので注意してください。
ただし、コンテンツの品質、ページの内容、ユーザーの興味や関心の一致が必要とのことで、これにあわせて、Googleがランク付けをしているようです。
Google Discoverのコンテンツランキング向上させる方法としては
次の2つが重要だそうです。
- ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿
- コンテンツに高画質の画像を使用
高画質の画像は、解像度の高いものというわけではなく、きれいなもの、そして、幅が1,200ピクセル以上の画像を使用すべし!と書かれています。
Google Discover掲載の効果
Google Discoverに掲載された場合、大きな画像が表示されると次のような成果が出ることが確認されているそうです。
- サイトのクリック率が5%アップ
- ページの閲覧時間が3%アップ
- ユーザー満足度が3%アップ
ちなみに、この高画質の画像をユーザーに表示する権利がGoogleにあることを保証しないとだめみたいです。著作権の問題ありますからね。
高画質の画像をユーザーに表示する権利がGoogleにあることを保証する方法は、
- AMPを使用する(AMP対応をする)
- あるいはlarge-image-optin@google.comにメールを送信して、Googleのオプトインプログラムへの参加申し込み
になります。
ちなみに、AMP対応する際、AMP用の構造化データ(Article)を追加することでGoogle Discover対応がされるのだと思います。
SEOもどんどん変わってきますので、こまごまとした対応は必要になりますね。
ちなみに、Googleしごと検索とかでも掲載を進めたりしていますか?