オンラインセミナー、最近耳にしますよね。フィールドセールスが、やりづらくなったことで、インサイドセールスが重要視されるBtoBマーケティング。インサイドセールスがいいところは、ユーザーのニーズを把握しての提案ができることで、自社商材を当てもなく提案する必要がないことです。
そんなインサイドセールスですが、そもそも、リードを獲得するためには、ユーザーに、なんらかのベネフィットを提供しないと、リード獲得できないですよね。
そこで登場したのが、オンラインセミナー。開催が手軽で、自社商材のメリットを明確に提示できるので、こんなにいい方法は、インサイドセールスの中でも、なかなかありません。
しかし、オンラインセミナーって、どうやるんだろう?オンラインセミナーを開催するにはどうすればいいのだろう?という中小企業の担当者もいらっしゃいます。
そこで、今回は中小企業のマーケティング担当者、セールス担当者向けに、オンラインセミナーの開催、実施方法について解説します!
忘れないよう、チェックリストも用意しておきますね。
オンラインセミナーとは
そもそも、オンラインセミナーとは、何でしょうか?
ここでは、オンラインセミナーは、
インターネットで動画、資料を通じて、参加者に、情報を説明するイベント
という位置づけに定義します。
他にも、質問受付をするセミナーや、単純に、あるメディアや商品などについて解説するだけの商品説明会もありますが、今回は、情報を説明する、ということに焦点をあわせていきます。
オンラインセミナー 目的 と 内容
オンラインセミナー、何をやるべきでしょうか?
オンラインセミナーの目的によって変わってきますが、オンラインセミナーの原則にそって、まとめていきます。
基本は、
- 課題についての一般的なソリューション
- その事例解説
というのがメインです。
その過程で、こういう自社商品、自社サービスで解決できるよ!というのがメインのポイントになってきます。
そうなんです。
LP(ランディングページ)を作るのと同じ流れになります。
たとえば、web制作会社のオンラインセミナーなら、
- SEO対策の課題提示
- SEO対策の方法
- 自社サービスなら、こんなことができた!
- 事例紹介
というのがオンラインセミナーのパターンの1つですね。
オンラインセミナー 実施に必要なコト モノ
続いて、オンラインセミナーの実施で必要なことを箇条書きでまとめていきます。
- 訴求する商品、サービスの選定
- パワーポイントでの資料作成
- セミナーの原稿作成
- 参加者の募集
- 参加者への告知ページ、告知サイト
- zoomなどのセミナー開催ツール
- webカメラ & マイク
- LAN線のある有線のインターネット環境
これが基本になります。
意外と重要なのは、マイクです。
音質が悪いと、オンラインセミナーは成立しません。
しっかりと、雑音が入りにくいマイクや環境を作りましょう。
また、そもそも、インターネット環境です。
有線の回線でやりましょう。
途中で切れたら意味ありません。
また、セミナーで話すことをまとめておくために、原稿も事前に作っておきましょう。
ワードで、ぱっと書いて、まとめるかんじです。
慣れてくれば、わりとすぐできます。
難しい!と感じるようであれば、
2名での対話形式にすれば、だいじょうぶ!!
意外と、セミナーの原稿も書きやすくなります。
最後に、集客。
オンラインセミナーの集客は基本、webサイトで行います。
そのため、オンラインセミナーの告知ページとして、
セミナー情報を記載したページを1ページ、LP(ランディングページ)として制作しましょう。
そのうえで、
- Google広告やYahoo広告といった検索エンジンでの広告
- facebook広告
を使って、集客をしましょう。
なお、オンラインセミナー開催の1ヶ月前くらいから告知するイメージでよいです。あまり先に告知をしても、予定を入れたがらないのが、人間です。
また、こういった広告はクリック課金が多いので、直前が申し込み増えるのに、直前時期で、広告予算がなくなってしまう、ということもあります。
早めすぎても、オンラインセミナーの集客につながらないので、お忘れなく。
オンラインセミナー 参加者募集で必要な情報
メールフォームなどで、オンラインセミナーの申し込みフォームを作ることが一般的です。というのも、応募したメールに、当日の、セミナー参加のできるURLを送るからです。
では、このメールフォームで取得しておくべき情報は、何になるのでしょうか?
- 名前
- フリガナ
- 会社名
- メールアドレス
- 電話番号
- 質問事項
このあたりを押さえておけば十分です。
会社名は、必要ないケースもあるでしょうから、状況に応じて、記載してもらいましょう。なお、応募フォームで、大量の情報を記入してもらいたがるケースがあります。
この場合、必須情報とアンケート情報とで、分けたほうがいいです。
応募フォームで、記入する情報量が多いと、オンラインセミナーに参加したくなくなります。それでは、本末転倒もいいところです。
ちなみに、応募していない人が参加してきた場合は、どうするか?ですが。
放置するというのもありだと思いますし、zoomなどのセミナーツールについているチャットを活用して、どなたかを確認して、応募フォームと同じ情報をもらうのもありです。
実際にいくつかのオンラインセミナーでは、このような形で展開することで、ユーザーへの情報漏洩を厳密にチェックしていました。有料で、ビジネスセミナーをするのであれば、そのくらいのチェックは必要ですね。
まとめ オンラインセミナー 実施方法
オンラインセミナーの実施方法、イメージつきましたでしょうか?
さっそく、やってみよう!
という方も、事前準備は、しっかりとやっておきましょう。
心配なら、イベント会社などに依頼してもいいですし、
場所を借りて、撮影形式で展開してもいいですしね。
自社の商品やサービスを販売したくても、フィールドセールスではなかなか販売できない時代。インサイドセールスを加速させる、オンラインセミナーを活用していきましょう!