【初心者向け】web広告の料金形態を簡単解説!
web広告の料金形態について、まとめてみました。雑誌や新聞広告も十分わかりにくいのですが、掲載枠だけではなく、期間なども絡んでくるため、わかりにくいweb広告。初心者向けに、簡単にまとめます。
期間保証型 web広告
web広告を一定期間掲載してくれることを保証する料金形態。
たとえば、Yahoo!のTOPバナー。1週間の掲載保証。とかのイメージです。
この1週間で、何万円、という料金形態です。これはわかりやすいですね。
インプレッション(表示)保証型 web広告
インプレッション(表示)保証型では、一定期間内のweb広告の表示される回数を対象に料金が発生します。
たとえば、月間100万インプレッション保証なら、1ヶ月間でweb広告が100万回表示されることを保証する広告です。
ちなみに、1ヶ月間で100万回の表示に至らない場合、そのまま延長してくれるケースとしてくれないケースがあります。web広告の申し込みをする際に、契約書をよく見て申し込むようにしてください。
さらにここでややかしいのは、インプレッションの概念です。
PV(ページビュー)はページの表示回数ですが、PV=インプレッションではありません。たとえば、ページは、少しでも表示されれば1PVとしてカウントされます。ですが、ページの下のほうに、web広告が掲載されている場合、そこまでブラウザがたどり着かないと表示はされません。すなわち、この場合、インプレッションは0になります。この点を気をつけてください。
クリック保証型 web広告
クリック保証型とは一定期間内のweb広告のクリック回数を保証する料金形態です。
たとえば、月間で1万クリックで何万円、というものです。
これはシンプルでいいですが、注意点があります。何をもって1クリックとして、計測するか、何で計測するかです。基本は、web媒体側の計測になりますので、サイトへの誘導数ではありません。勘違いをしないように気をつけてください。
クリック課金 (PPC) 型 web広告
クリック課金(PPC)型の料金形態は、検索エンジン広告で有名ですね。web広告のクリック回数に応じて課金されます。
ちなみに、ダブルクリックなどは、現在では、1クリックとしてカウントされますので安心してください。
成果報酬型(アフィリエイト)
成果報酬型(アフィリエイト)の料金形態は、もっともわかりやすいですね。サービスの申し込み、会員登録や商品の購入などの成果がweb広告によって生じた場合に料金が発生します。
ただ、トラッキング(計測)のため、専用のプログラムを、自分のホームページに入れないといけません。ただ、貼り付けるだけではできませんので、プログラムの知識が必要になります。
動画広告 再生保証型 web広告
再生保証型の料金形態は、動画広告で使います。動画広告の再生回数を保証した料金形態です。これも注意点があります。どの時点を再生とするかです。動画等が最後まで再生された場合に課金対象とする場合もありますが、だいたいは、動画を見始めてから10秒後に再生としてカウントするケースが多いです。
情報が多くてわかりずらいweb広告の料金形態。だまされないように気をつけてくださいね。
ところで、ここからは、料金の表現方法について、少し追加して書きます!
料金 ネット と グロス の 違い
web広告では、料金について、グロスとか、ネットで、いくら?という表現を使うことがあります。
整理しておくと
グロスとは
グロスとは、広告の媒体フィーと広告代理店の手数料を合算した金額のことを指します。
たとえば、広告代理店に、facebook広告を50万円で依頼した場合、
- facebook広告の媒体掲載に使うお金が、X円
- 広告代理店が運用するのに使うお金が、Y円
XとYをあわせて、50万円になります。
ネットとは
そして、もう1つ、ネットとは、広告の媒体フィーのみの料金です。
通常、グロスから広告代理店の手数料を引いた金額がネットです。
上記の例をとると、ネットとは、
50万円 – Y円 = X 円
なので、媒体フィーの金額です。