Google 広告 始め方【webマーケティング】インハウス運用 なら コレ読んで

Google 広告は、web マーケティングをしていく過程で、最初のSTEPともいえるほど、重要なweb広告です。

というのも、Google 広告 を考え、運用するだけでも、

  1. ターゲティング
  2. 広告文
  3. 広告バナー
  4. web広告の予算設定
  5. CVなどの効果計測、効果分析

が可能だからです。

そして、Google 広告 は、その管理画面で、web広告の基本的な専門用語をほぼ網羅できるくらいに、学べるようになっています。

まさに、web マーケティング 初心者向けには、とてもいいweb広告なんです。

今回は、社内で、Google広告を運用したい!Google広告を始めたい!!という方向けに。

Google 広告 についてご紹介しながら、Google 広告 の 始め方や、広告配信の方法などについて、まとめていきます。

Google 広告 とは

Google 広告 とは、Googleが提供するweb広告です。皆さんが良く使っているGoogleの検索エンジンでの広告、Youtubeでの広告、Googleが提携する広告枠での広告配信と、いろいろなメディアで、Googleが最適化したロジックにて、配信できる web広告をさしています。

実際に、Google 広告 について、Googleが自社のホームページにて用語説明をしているので、以下に記載します。

Google 広告は、Google のオンライン広告プログラムです。Google 広告では、オンライン広告を作成し、提供する商品やサービスにユーザーが関心を示したタイミングを狙って表示することができます。

引用:Google広告ヘルプ Google 広告とは
https://support.google.com/google-ads/answer/6319?hl=ja

Google 広告 公式サイト TOPページ
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/

Google 広告 は、2000年10月にGoogle AdWords(Google アドワーズ)として開始。

その後、2018年に、Google 広告 という名前に変わっています。

Google 広告 ログイン方法は?

Google 広告 で、web広告を配信するには、Google 広告 管理画面にログインをする必要があるため、Googleアカウントをもっていないといけません。

それゆえ、まずは、Googleのアカウント、すなわち、Gmailなどを作ってください。

すでに、Gmailを持っている場合は、そのIDとパスワードで、Google 広告 管理画面へログインができます。

Google 広告 ログイン 方法は、以下参考ページにも記載ありますが、webブラウザでも以下の最新バージョンを使って、Google 広告 ホームページを開き、Google 広告 ホームページの右上にある「ログイン」リンクをクリックして、管理画面へと進みます。

Google 広告 対応ブラウザ

  • Firefox
  • Internet Explorer
  • Safari
  • Chrome

参考:Google広告ヘルプ Google 広告へのログイン
https://support.google.com/google-ads/answer/1722062?hl=ja

Google 広告 課金方法

Google 広告の課金形態は、以下の2つです。

  1. CPC:広告のクリック1回の単価
  2. CPM:表示回数1,000回あたりの単価

のどちらかです。

CPCの広告のほうが、なじみはあると思います。

web広告代理店で、Google 広告 運用に慣れている企業は、CPMでの掲載なども推奨してきます。

これは、広告クリエイティブによっては、そのほうが、クリック単価を安く抑えることができるケースがあるからです。

クリック数が増えれば、それだけ、多くのユーザーに、その商品や、サービスの広告を、リーチできるために、CPM課金での掲載方式を提案してきたりします。

ちなみに、Google 広告 の 効果にかかわってくるクリック率(CTR)ですが、以下のような事例データが掲載されています。

検索の平均クリック率:5%、ディスプレイの平均クリック率:0.3%

引用:UNIAD
【クリック率の平均は『5%』】CTR改善ノウハウも公開:2020年版
https://www.uniad.co.jp/210303

Google 広告 において、このくらいのクリック率を取れれば、広告クリエイティブとしては合格点なのだと把握しておきましょう!

Google 広告 仕組み を 理解してみよう!

Google 広告 を 配信する前に、まずは、Google 広告 の 仕組みを理解しておきましょう。というのも、仕組みを理解せずに、Google 広告 を 配信 しても、改善する際に、どうすればいいかのイメージが付かなくなるからです。

*といっても、Google 広告 サポート に ヒアリングしてみるのも1つの方法ですが。

Google 広告 は、前述の通り、検索エンジンや、Googleが提携するメディアなどに、web広告が表示されます。

しかし、広告と広告文が一致していない、広告と広告が掲載されているwebサイトの内容とが、まったくマッチしていない、となると、広告を見る消費者からすると、そのweb広告に対して、邪魔!としか思わなくなります。

それは、広告主にとっても、Googleにとっても、広告掲載メディアにとっても、そして、消費者にとっても、不幸せです。

そこで、Google 広告 は、商品やサービスに興味を示した人、商品やサービスにマッチしたwebサイトに対して、マッチした広告が表示されるような仕組みになっています。

基本的には、Google 広告 は、広告料金を入札制にしています。

それゆえ、ここで、誤解している方も多いのですが、Google 広告 は、入札単価を高く出しても、広告を掲載してくれないこともあります。

それは、上記の理由で、消費者、広告を見る人にアンマッチな広告は、掲載しないからです。入札単価が高ければ、広告が載るわけではなく、入札単価は1つの要素です。

入札単価、広告の品質をスコアにしてGoogleが広告ランクを算定して、その広告ランクが高い広告が、表示されるような仕組みになっています。

ここで、1つ、Google 広告 は、説明上、品質スコアというキーワードを出しています。

これが、入札単価と対となる、広告の品質スコアになります。

Google 広告 において、品質スコアは、以下のことを見ていることが多いです。

  1. 推定クリック率
  2. 表示URLのクリック率
  3. 広告内容と検索キーワードやターゲティングキーワードとの関連性
  4. 遷移先 LP(ランディングページ)の情報、デバイス、社名表示

上記、広告の品質部分に絞ってまとめていますが、もともとは、このように、Googleは解説をしています。

広告ランクは入札単価、オークション時の広告の品質(推定クリック率、広告の関連性、ランディング ページの利便性など)、広告ランクの下限値、オークションにおける競争力、ユーザーが検索に至った背景(ユーザーの所在地、デバイス、検索時間、検索語句の性質、ページに表示されるその他の広告と検索結果、その他のユーザー シグナルと属性)、および広告表示オプションなどの広告フォーマットの見込み効果を使って算出

引用:Google広告ヘルプ 広告ランク
https://support.google.com/google-ads/answer/1752122?hl=ja

ということで、もし、Google 広告 がうまく表示されない、配信されないときには、上記の品質スコア、広告ランクを気にしてみるといいですね。

実際に起きた Google 広告 体験談2020

閑話休題として、2020年でおきた、Google広告における私の体験談を2つ記載します。

コロナウィルスに関連する広告バナーを掲載したところ、

まったく、広告が表示されませんでした。

Google 広告 サポート に確認したところ、

コロナウィルスの場合、広告との関連性を表現するのが難しい、という判断だったそうです。

また、別のケースですが、広告バナーに、社名をいれないと、広告が表示されないというケースもありました。

リンク先のLPで、広告主の企業名は書いてあるものの、広告クリエイティブ(ここではバナー)との一致が、うまくできなかったそうです。

広告バナーに、広告主の企業名を書いたところ、簡単にGoogle広告へ掲載されるようになりました。

さて、Google 広告 の広告配信の大まかな仕組みはご理解いただけたと思います。

Google 広告 主な種類を簡単解説!

Google 広告 の 種類について、主な広告形式について、まとめてみました。

検索エンジン広告(リスティング広告)

Google 広告 といえば、多くの人は、これを思い出すと思います。

Googleの検索結果ページに表示されるテキスト広告です。

このクリック率は、平均で、5%というのは、先ほど記載しました。

私が Google 広告 の、検索エンジン広告(リスティング広告)で、成功した事例としては、やはり、TV連動でした。

TV-CM、TV番組で、キーワードをあげてもらい、そこから、商品へと誘導させていくというマーケティング方法です。

クロスマーケティングの広告手法として、2020年では、結構一般的です。

しかし、今でも、十分効果的なwebマーケティングの方法だといえます。

レスポンシブ検索広告

Google 広告において、最近、多いタイプの広告形式です。

レスポンシブ検索広告は、広告の見出しと説明文を複数設定しておきます。すると、Googleが最も効果的な組み合わせを判断してくれて、ユーザーごとに、クリックされやすいように表示をしてくれる広告です。

広告クリエイティブは、最大で、15個の広告見出し、4つの説明文を使用できます。

人気のキーワードを広告見出しに入れたり、広告見出しと説明文の関連性があるパターンを複数作る、というのが、レスポンシブ検索広告では、定番の手法となっています。

参考:Google広告ヘルプ レスポンシブ検索広告について
https://support.google.com/google-ads/answer/7684791?hl=ja

もちろん、スマホのデバイスにも対応した、今では、Google 広告 での、王道的な広告方法となっています。

ディスプレイ広告

この広告は、いわゆる、GDNと呼ばれていたディスプレイ広告です。

Google 広告の中でも、潜在層向け~顕在層向けまで、幅広く活用できるweb広告です。

リマーケティング、カスタムインテントオーディエンスなど、非常に幅広い設定が可能で、この広告方法こそ、運用スキルも求められやすいです。

Google 広告 GDN カスタムインテントオーディエンスの詳細

実際に、リスティング広告でのクリック単価で、100円近いCPCのキーワードでも、同じターゲット向き合いでも、15~30円の平均クリック単価で広告配信できたりもしました。

ディスプレイ広告といえば、PUSH型での広告配信ともなるので、使い方次第では大きなwebマーケティングの武器になります。

動画広告

動画広告は、説明するまでもないかもしれませんが、YouTube動画の再生前や再生途中、再生後に表示される動画の広告です。

これは見たことがあることが多いかもしれませんね。

リーチを幅広くとりたい!というケースでの活用にもいけますが、Youtubeも検索の機能があるため、検索からの広告表示という意味では、同じかもしれませんね。

動画であるため、CV率は高くなる可能性はあります。

Google 広告 導入方法、はじめ方は?

Google 広告 導入するには、どうすれば、いいでしょうか?

途中まで記載しましたが、準備するものから簡単に解説します。

Google 広告 準備するもの

  1. クレジットカード
  2. Googleアカウント
  3. webブラウザ
  4. 広告のリンク先URL
  5. 広告原稿(広告見出し、説明文、バナー、動画など)

準備するものは、まずはこれだけです。

次に、Google 広告のアカウントの取り方です。
先ほど説明したように、まずは、Google広告のTOPから、ログインボタンをクリック。
あとは、画面の指示に従いながら、

  1. 広告の遷移先のホームページURLを入力
  2. キャンペーン作成(広告原稿登録、ターゲット設定)
  3. Google広告の支払い方法を設定(クレジットカード登録)
  4. 連絡先の住所および電話番号の登録

基本上記で、最初のGoogle広告の配信設定は完了します。

これで、広告配信の審査が始まり、OKであれば、すぐに、最短10秒くらいで、web広告が配信されるようになります。

すごい簡単です。

ただ、キャンペーンと広告グループなど、細かく区分けをしていったり、ディスプレイ広告や動画広告のキャンペーンを分けたりしたい、などは、ここから、管理画面で、設定をしていくイメージになります。

Google 広告エディタ という設定用のソフトも、Googleが提供をしてくれていたりもするので、最初のキャンペーン設定が終わっているのであれば、こちらを活用したほうが、Google 広告 の 運用はしやすくなるかもしれません。

参考:Google 広告エディタについて
https://support.google.com/google-ads/editor/answer/2484521?hl=ja&ref_topic=3290839

まとめ:Google 広告 まずは試して体験してみて!

Google 広告 について、いかがでしたでしょうか?

リスティング広告だから、キーワードを入力すればいい!と思っているかもしれませんが、それだけではないことをご理解いただけたと思います。

広告代理店が、運用費用がかかる、といっているのも、ノウハウの料金も入っていることをご理解いただけたかもしれません。

広告費を使うのだから、もちろん、効果を出したい、と思うのは当然です。

しかし、自社で Google 広告 の 運用ノウハウをためることで、未来の投資として捉えていくことも大事です。

そして、Google 広告 は、常に、進化していっています。

Google 広告 を扱っている広告代理店でも、未来には、Google 広告 運用は、ビジネスモデル自体が崩壊するほど、Google 広告 の 自動化が進むと考えている広告代理店もいらっしゃいます。

それくらい、Google 広告 は、インハウスでの運用をして、ノウハウをためていくことがができるくらいに、管理画面の使い方が簡易的になって、自動化されていっています。

まずは、Google 広告 に、1万円でも投下をして、運用をしてみて、体験していくことも重要だと思います。実際、Google 広告 クーポンなどもあるので、そこを活用していくのも1つの手段だと思いますし。

トライ&エラーで、Google 広告 の 配信を始めてみるのもいいと思いますよ!

Google 広告 過去の記事をいくつかご紹介!