5分で解決!Google 広告 DSP(ディスプレイ広告) GDNの設定方法を簡単解説!

リスティング広告は、多くの企業で自社運用がされ始めています。しかし、GoogleのDSP(ディスプレイ広告)であるGDNは、意外と、自社運用されません。

何人かのweb担当者に聞いてみました。

すると

  • 設定の方法がわからない
  • 適当に設定しても効果がでない

という声を聞きました。

確かに後者の話は当たり前で、リスティング広告でも同じことが言えるのですが。

圧倒的に、Google 広告のディスプレイネットワーク広告になる、GDNの知識不足の問題のようです。

ということで、今回は、GDNの設定方法を簡単に解説していきます!

Google 広告 GDNの設定方法:まずは、Google Ads EditorをDL

GDNを設定する時に、必要なツールからご紹介します。

これがあると、比較的、楽にGDNの設定ができます。

そのツールが、Google Ads editor(グーグルアズエディター)です。

Google Ads Editor公式サイト

https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/ads-editor/

まずは、Google Ads Editorをダウンロードして、インストールしてみてください。

Google 広告 ディスプレイネットワーク配信 設定で重要なこと

GDNは設定が重要です。

まずは、以下のことを決めましょう。

  • ターゲットの属性
  • 広告を通して、何をさせたいか

いわゆる、広告の目的ですね。

これを念頭に、決めて設定していかないと、GDNの設定がもれるので、まずは、ここから決めてください。

Google 広告 ディスプレイ配信 GDN 設定手順

配信設定の手順を書いていきます。

画面の流れに沿って、さーっと進められるので、そんなに迷うところもないとは思います!

キャンペーン名、キャンペーンタイプを決める!

キャンペーン名は、自分がわかりやすい名前でOKです。

自動設定 とか、でもいいですね。

キャンペーンタイプはDSPなので、ディスプレイを選択してください。

そして、検索パートナーは無効で、ディスプレイネットワークは有効にしてください。DSP広告なので、この辺は、さらさらとすすめます。

予算とスケジュールを決める

ここで決める予算は、1日あたりの予算です。

最初は、予算少な目をオススメします。ターゲットの動きが見えないので、スモールスタートをオススメします。

スケジュールの設定は、広告開始日の指定がある場合に使うかんじですね。

単価設定は、拡張クリック単価でいきましょう。

コンテンツの除外を設定

コンテンツの除外は、サービスや商品とあわないコンテンツの除外で活用します。

多くの場合は、デリケートなコンテンツ、ドメインパーキングは、はずしておきます。

掲載されるコンテンツによって、CVも出ないので、しっかりとはずしておきましょう。

ターゲットの設定

まず、ターゲット地域については、エリアマーケティングするなら、使う感じです。

池袋のユーザーにだけ、露出したいなら、池袋を選ぶ感じです。

ちなみに、海外の指定もできます。

エリアは、特定のポイントから、半径何Kmの範囲でも、絞ることが可能です。

また、ターゲティング方法と除外設定は推奨を使ってください。

広告のローテーションは、広告クリエイティブで、ABテストをしたいなら、均等にしてください。

基本は、最適化でいいと思いますが。

フリークエンシーキャップとは、1ユーザーへの接触回数の上限設定をする機能です。

ディスプレイ広告では、この設定は重要です。多くのユーザーに配信したいなら、限りなく小さい値にしてください。

CVを狙うなら、頻度をあげてもいいと思います。

最後に、勝手に、広告が配信されないように、キャンペーンのステータスをオフにしておきましょう。

広告グループの設定方法

最初に設定するのは、広告グループ名です。これは管理しやすい名前でいいです。

上限クリック単価は、自動プレースメントの場合、最初は、スモールスタートで行くなら、なるべく安い金額設定でよいです。

表示させたい場所の設定は、重要です。しっかりと、プレースメント、トピック、キーワードを考えて、設定しましょう。

リマーケティングは必ず設定しましょう。リマーケティングは、サイト来訪者へのプッシュ広告になりますので、CVを出しやすくなります。

CV類似ユーザーは、CVがでたユーザーの興味関心に近いユーザーに広告を配信してくれる機能なので、これも活用しましょう。

ユーザー属性も、ターゲットを意識して、設定してください。

ちなみに、キーワードの設定で、自動プレースメントを使うと、Googleが自動的に掲載先を選ぶことで、関連のないサイトでも広告掲載されるときがあります。

GDNで広告配信後にプレースメント除外で、適時、はずしていってください。

配信後ではないとできないのが、たまに傷ですが、仕方ないですね。

ディスプレイ広告の配信ロジックの性質上。

広告クリエイティブの設定

あとは、広告で使う、バナーとURL、テキスト文を入れていくだけです。

テキストは、拡張テキスト広告で設定可能なので、管理画面からみてみてください。

バナーサイズですが、2019年では、以下が、PCとSPとで共通で使えるサイズなので、最低限、このバナーサイズがあるといいと思います。

  • 300×250ピクセル
  • 336×280ピクセル
  • 200×200ピクセル
  • 250×250ピクセル
  • 1200×628ピクセル
  • 1200×1200ピクセル

レスポンシブ広告なら、

  • 1200×628ピクセル
  • 300×300ピクセル
  • 180×180ピクセル(ロゴ画像用)

を用意してください。

今回は、Google 広告 ディスプレイネットワークでの広告配信でのバナーサイズを書いていますが、実は、一緒に、Yahooでのディスプレイ広告を配信したいというケースも多いですよね。

2020年4月時点で、最低限あると、Google 広告、Yahoo 広告 両方で使えるバナーサイズは、

  1. 300×250 ピクセル
  2. 300×300 ピクセル
  3. 1200×628 ピクセル
  4. 336×280 ピクセル
  5. 320×100 ピクセル
  6. 180×180 ピクセル  ロゴのみ
  7. 1200×1200 ピクセル ロゴのみ

となっています。

Google 広告 GDN 配信面、配信メディアは?

広告を出す側からすると、とっても気になるのが、どこに、実際、広告が配信されるのか?という点ですね。

サプリの宣伝広告をしているのに、政治的なサイトに掲載されても、、、と思ってしまう広告主の方もいらっしゃると思います。

天下のGoogle 広告 なので、掲載したくないジャンルのwebサイトへの広告配信は止められます。

もともと、GDNの配信面は、非常に広いです。

  • 教えてgoo
  • 映画com
  • 東宝シネマズ
  • 食べログ
  • YouTube
  • YAMA HACK
  • CAMP HACK
  • Google系のスマホアプリ
  • ライブドアブログ
  • 個人運用のブログ

などに掲載されます。

とにかく、量が多いんですよね。配信できる面が多いのです。

Google 広告 の メリットですね!

Google 広告 GDN 配信セグメント

前述のとおり、GDNを配信する際に重要なのは、目的です。

そこから、誰に配信したほうが、目的達成につながるか?を考えます。

すると、おのずと、配信対象のターゲットは固まってくるはずです。

GDNでは、以下の3つのターゲティングができます。

  1. エリアターゲティング
  2. コンテンツターゲティング
  3. オーディエンスターゲティング

エリアターゲティングは、先ほど説明した地域別の配信になります。

コンテンツターゲティングは、広告配信先のwebサイト、動画のコンテンツによって、広告配信先とするかどうかを決めることができます。

オーディエンスターゲティングは、配信ユーザーを、Google提供のタグを使って調査をしたりして、配信リストを固めて、そのユーザーにだけ、広告を配信するターゲティングです。

リマーケティング広告の手法は、このオーディエンスターゲティングのことを示しています。

GDN コンテンツターゲティング は、何で絞るのがよい?

GDN コンテンツターゲティングでは、

  1. キーワード
  2. トピック(Googleが選んだカテゴリー配信)
  3. プレースメント

で、

広告を掲載する先のホームページや、動画を選択、絞り込みができます。

この中で、1番おすすめの絞込みは、プレースメントターゲティングになります。

プレースメントターゲティングは、直接、ホームページのURL、動画のURLを指定して、広告を配信できる仕組みです。

それゆえ、競合の情報をたくさん紹介しているwebサイトや、動画などを見つけたら、そこに掲載するようにしていく!などのwebマーケティングも可能になります。

ちょっと意地悪なGDN広告の活用方法かもしれませんね。

 

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