Google Yahoo などの リスティング広告、社内で運用していますか?それとも、広告代理店など社外の人に依頼して運用していますか?企業ごとに考え方も変わりますが、コスト削減をはかるのであれば、社内で、リスティング広告の運用ができる方が望ましいですよね。
しかし、リスティング広告(検索エンジン連動型広告)の運用は、知識やノウハウ、そして、新しい仕様、技術に対する学習力、学習体制も必要です。キーワード調査などもあり、なかなかインハウス運用できないケースも多いと思います。そもそも、ネット広告の運用業務は大変ですから、時間もリソースも取られます。
そんなときに役立つのが、リスティング広告 運用ツール。要するに、リスティング広告の運用作業を自動化、サポートしてくれるクラウドツールです。いずれも、APIを活用して、GoogleやYahoo、facebook、インスタグラムなどと連携しているため、データの整理、まとめ、レポーティングがしやすくなっています。
リスティング広告も分析、運用せずに、効果の改善などは見込めません。日々の運用を効率的にできる、リスティング広告 運用ツール を導入して、広告代理店への運用手数料を下げ、人件費もコストカットできるようにしていきましょう。
この記事では、リスティング広告 運用ツール の 選び方 や、おすすめのリスティング広告運用ツール、国内メーカー3選をご紹介していきます。
広告 運用ツール とは
そもそも、広告運用ツールとは、何かを解説します。
広告運用ツールとは、リスティングを中心としたGoogle広告やYahoo!広告、SNSのfacebook広告やインスタグラム広告などの運用型Web広告を、まとめて管理できる、広告ツールになります。
従来は、うちは、Googleのリスティング広告だけでいいや!ということで、Google広告のリスティングだけに出稿していた企業も、最近は、趣が変わってきています。
というのも
- Googleだけでも、
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- Youtube広告
などがあり、
これに、Yahoo、facebook、インスタグラム、twitter、tiktok、lineなど、さまざまなネット広告が増えています。
これらすべて、それぞれの管理画面に行って、予算管理したり、数字を管理していくのは非常に手間ですし、時間を取られます。
また、レポート業務をするとしても、それだけで、企画や販促などの本来の業務以上に時間を取られかねません。
広告運用ツールは、これらのweb広告を横断して、管理できるシステムなので、時間や手間の削減につながります。
広告運用ツール 機能
広告運用ツールの機能は、各メーカーごと、ソフトごとに変わりますが、基本的には、以下のことができます。
- データの集計
- データ分析
- レポート作成
- 予算の提案
- 予算の編集、調整
- キーワードの提案
- キーワードの設定
といったことが可能なのが、広告運用ツールです。
基本的に、広告運用ツール は、クラウドサービスが多いです。
それは、GoogleやYahoo、facebookなどと、API連携しているからです。
広告運用ツール 導入目的
広告運用ツール を入れる目的は様々ですが、原則は、
- 社内で効率的な広告運用をするため
- 運用コストを削減するため
- 速い決断でネット広告の費用対効果を改善するため
こういった理由が多いと思います。
なかでも、効率化、時短については、広告運用ツール の もっともサポートできる点ですね。集約して管理できますし、キーワードのサジェストもしてくれるからです。
広告運用は多くの作業がともないますが、広告運用ツール があれば、対応時間を削減できるため、人件費の削減につながります。
また、広告代理店などに運用費を支払わなくてもよくなるため、結果的に、費用対効果の改善につながるケースもあります。
広告運用ツール メリット
広告運用ツールのメリットは、カンのいい方なら、もうお気づきかもしれませんが、箇条書きで書いていきますね。
広告運用ツール活用メリット
- 業務効率化
- 広告運用費用の削減
- 成果の最大化
- レポート作成が簡単
というのがメリットです。そのため、実は、広告代理店が、広告運用ツール を導入して、クライアントのネット広告を運用している!というケースも、多々見受けられますね。これがいいのか、悪いのかは、難しいところですが。
もちろん、ハウスエージェンシーなどであれば、問題ないと思いますが、広告運用ツール のもともとの機能からは外れているような気はしますね。
広告運用ツール 選び方
Googleで広告運用ツールで検索してみると、いろいろな広告運用ツールがヒットすると思います。この中で、どの広告運用ツール がいいのでしょうか。広告運用ツールを選ぶときのポイントを解説します。
広告運用ツール で 比較するポイントは
- API連携の数、対象
- トライアル利用の有無
- 料金
- 自社の目的との一致
といったところになります。
特に、ソフトの部分で重要なのは、API連携の数と対象ですね。
自社が広告を出したいメディアと連携していなかったら、広告運用ツールを借りても意味がないですからね。
将来のことも考えて、広告運用ツール が、どれだけ多くのメディアとAPI連携しているかは重要な指標ですね。
比較して検討すべきポイントです。
また、トライアル利用ができることも重要で、管理画面がよくわからない、という場合は、やめておいた方がいいかもです。
さすがに初心者、だれでも使えます、はないですが、ある程度、広告運用ツール の管理画面の意味は捉えられるツールでないとつらいですよね。
それゆえ、広告運用ツール 管理画面を試して利用できる、広告運用ツール を選ぶべきですね。
おすすめ リスティング広告 運用ツール 国内 メーカー 3選
広告運用ツールは海外メーカーのものもたくさんありますが、管理画面の操作などもあるので、やはり、日本語のツールの方がいいですよね。
ということで、今回は、日本のメーカーが提供している、リスティング広告 運用ツールを3つ絞って、おすすめします。
リスティング広告 運用ツール おすすめ
- Shirofune
- Lisket
- glu(グルー)
になります。
個別に解説していきます。
Shirofune
Shirofune 公式サイト
https://shirofune.com/
Shirofuneは、広告運用ツールとしては、とても有名です。導入実績も多く、すでに、7,000件以上の導入がされている広告運用ツールです。
ヤマトロジスティック、リクルート、ハングリードなど、大手が、Shirofune ツールを利用しているだそうで、利用実績に掲載されていました。
また2021年6月時点で、Shirofuneは、Yahoo広告の唯一のAPI認定パートナーだそうです。これはすごいですよね。
Shirofuneがあれば、リスティング広告の初期設定、予算管理、レポート作成、データ分析などの作業が、かんたんに!場合によっては、自動化できます。
広告の設定も自動改善してくれますし、キーワードも提案してくれますし、至れり尽くせりです。
Shirofuneの料金は、セルフプランなら、月額広告費×5%(税抜)
サポートプランなら、これに、サポート料金として、月額で10万円かかります。
ShirofuneのAPI連携先は、
- Google広告
- Yahoo!広告
になります。
Shirofuneの使い方解説の動画もご紹介しておきます。
本当に、UIがわかりやすいですね。
操作性の高い管理画面も、Shirofuneの魅力の1つですね。
Lisket
Lisket 公式サイト
https://lisket.jp/
Lisketは、株式会社カルテットコミュニケーションズの広告運用ツールで、そもそも、このカルテットコミュニケーションズ自体が、リスティング広告の運用受託を積極的に行っている広告代理店です。
それゆえに、非常に、リスティング広告への幅広い知見があります。
Lisketなら、web広告の運用知識があまりない方でも、ほぼ自動で、広告のレポート作成や予算管理ができます。
結構長くて、もう7年前から動いているサービスですね。
毎月自動で、エクセル形式のレポートを作ってくれます。
- キーワード候補提案ツール
- キーワードのかけ合わせツール
も無料で利用できます。
Lisketは、基本、レポートの自動化ツールだと思ってください。
Lisketの料金は、月額1万円(税抜)~です。
値段が安いのは、Lisketが、レポート機能に特化させているからなんです。
Lisket API連携
- Google広告
- Yahoo!広告
- Youtube
- indeed
とAPI連携していますので、上記のレポートはLisketで、自動的に作成が可能になります。Youtube広告やfacebook広告のレポート自動化は、地味に便利ですよ。
Lisket 解説 動画です!
実際、Lisket 管理画面 などのイメージ伝わるでしょうか。
glu(グルー)
glu(グルー) 公式サイト
https://glu.atara.co.jp/
2020年創業のATARA株式会社が提供する、運用型広告のレポート自動生成ツールが、glu(グルー)になります。
glu(グルー)があれば、レポートを自動的に作れます。
アラート機能もあるので、今月使い過ぎた~なんてことも、防止できます。
Excel形式で、レポートも排出可能です。
glu(グルー)の料金は、問い合わせベースなので、お問い合わせしないとだめですね。
glu(グルー) API連携
- Yahoo!
- LINE
- Apple Search Ads
に対応しています
導入シナリオ提案などのサポートもあるので、glu(グルー)はサポートが手厚いのもセールスポイントですね。
まとめ リスティング広告 運用ツール で コスト削減 広告効果の最大化へ
いかがでしたか?リスティング広告 運用ツール
広告運用ツール自体について、解説し、リスティング広告 運用ツールをご紹介しました。今回は、国内メーカー3社のものをご紹介しました。
リスティング広告 運用ツールがあれば、広告運用の効率化ができますし、なにより、作業時間の短縮につながりますし、広告代理店などへの運用手数料がなくても、インハウスでネット広告を運用できるようになります。
また広告運用ツールの選び方についても、ご紹介しましたので、料金以外にもAPI連携など、専門家目線の部分も比較しながら、ぜひ参考にご活用ください。
自社に合った広告運用ツールを選べるように、おすすめしました!
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